昨年1月に発覚した東出昌大との不倫騒動によって女優活動が事実上の休止状態になっていた唐田えりかが、2日よりYouTube上などで公開されている短編映画『something in the air』で約1年半ぶりに復帰を果たした。
これにネット上で厳しい声が集まる一方、ファンからは温かいコメントが多く寄せられ、賛否を巻き起こしている。

 

これはファッションブランド「el conductorH(コンダクター)」が2022年春夏コレクションを映画形式で発表したもので、8月30日~9月4日に開催されたファッションの祭典「Rakuten Fashion Week TOKYO 2022 S/S」の中で披露され、ネット上でも公開。
映画『とんかつDJアゲ太郎』の監督補などを務めた小林達夫が監督と脚本を手がけた20分ほどの短編映画となっており、唐田と吉村界人のW主演で、hibiki(lol-エルオーエル-)や伊島空らも出演している。
ライブツアーのために郊外のロッジに宿泊しているバンドを、唐田が演じる主人公らが取材のために訪ねるというストーリーで、登場人物たちの過去・未来が交錯する作品となっている。

 

唐田は不倫騒動が判明した昨年1月、出演中だったTBS系ドラマ『病室で念仏を唱えないでください』を第1話で降板。
「匂わせ」などと騒がれたInstagramのアカウントは削除され、同3月にNHK BSプレミアムでドラマ『金魚姫』は放送されたものの、それ以降は女優としての活動が完全にストップしていた。

 

昨年12月には、カメラ専門誌「日本カメラ」(日本カメラ社)でフォトエッセイの連載を開始したが、今年4月の休刊に伴って終了。
事実上の休業状態に逆戻りしていたが、8月に所属事務所「フラーム」のInstagramにオフショットが掲載されたり、事務所の公式サイトのプロフィール写真が更新されたりしたことで「女優復帰が近いのでは」と話題になっていた。

 

今回の短編映画でついに念願の復帰となり、SNSなどでは「おかえり、からちゃん!」「唐田えりかさんの存在感は唯一無二だということを再確認」「この作品の彼女からは多面的な魅力を感じられる」「前より綺麗になってるし、垢抜けとるやん」といった好意的なコメントが数多く寄せられている。

 

だが、これで「完全復活」とはいかない部分もあるようだ。

「事務所の公式サイトで『短編映画「something in the air」に出演します!』と告知されているものの、公式のSNSなどではあえて触れておらず、YouTubeのコメント欄も閉鎖されています。
おそらく、世間の反発によって炎上することが最初からわかっているからでしょう。
実際、女優復帰のニュース記事を掲載しているポータルサイトのコメント欄やSNSでは『応援しようとは思えない』『今のイメージで復帰しても拒絶反応が強い』『復帰より先に杏ちゃんへ謝罪すべき』などと手厳しいコメントが数千件単位であふれ、炎上状態になっています。
中には『このブランドは絶対買わない』といった声も。
このような状況だと、もし地上波ドラマに復帰すれば苦情が殺到する恐れもあり、すんなり完全復活というわけにはいかなくなる。
配信系や映画、舞台などを視野に、慎重に仕事をしていくしかなさそうです。
幸い、女優としての魅力はまったく衰えておらず、地道にまたキャリアを重ねていけば世間の評価を変えることができるかもしれません」(芸能記者)

 

大変な時期を経験したからか、今回の短編映画では以前よりも魅力が多面的になったようにもみえる唐田。
焦らずにじっくりと、完全復活へ向けて歩みを進めてほしい。