タレントの熊田曜子(39)が夫に暴行されたとして警視庁高輪署に通報し、夫が逮捕された事件。
熊田の不倫疑惑なども取り沙汰されるが、果たしてどのようなトラブルがあったのか。
これまで沈黙を守ってきた渦中の夫(38)が取材に重い口を開いた。
「結果的に警察沙汰を招いたわけですから、私にも反省すべき点はあると感じています。
妻と口論するなかで“ふざけんなよ!”などと声を荒らげてしまったことは事実。
そこは申し訳なく思います。
ただ、私が日常的にDVを繰り返していたなんてことはありません。
それは誰よりも妻自身が分かっているはずです」
こう語るのは、医療系ベンチャー企業を経営する熊田の夫だ。
二人は2012年に結婚し、3人の娘に恵まれた。
今回の事件を受け、離婚を決意した旨の声明を熊田は公表している。
熊田は19年頃からSNSに夫への愚痴を書き込み、作った食事を食べてもらえず捨てることが100回以上あったとも記しているが、夫はこれを否定する。
「仕事が忙しい時期に自宅でご飯を食べられないことはありましたが、食事を100回も捨てさせたというのは明らかに言い過ぎです。
ただ、妻はママタレとしてバラエティ番組に出演するので話題作りが必要なのだろうと考え、SNSの内容を咎めたりはしませんでした。
嫁姑関係にも問題はなかったと思います。
妻が仕事で不在の時は、近くに住む私の親が、子どもたちを学校や幼稚園から連れて帰り、宿題や食事の世話をしていました。
何しろ、“事件”の3日前も、私の実家で妻の誕生パーティーを開いているくらいです。
私は仕事で欠席したものの、妻が欲しがっていた英国のブランド『HUNTER』のレインシューズを買って、サプライズで渡すように娘たちに託しました」
今回の事件をめぐっては、熊田の“不倫疑惑”も取り沙汰されている。
実際、今年に入ってから、妻の挙動に不信感を抱きはじめたという。
「4月上旬のこと。洗面所に置かれていた妻のスケジュール帳が目に留まりました。
何の気なしにページをめくると、彼女がある番組に出演する日付にハートマークが書き込まれていた。
そこには番組のプロデューサーの名前も……。
テレビ業界にいる知人を通じて確認したところ、そのプロデューサーと妻との関係が疑われていることを知りました」
妻を問い詰めたものの、はぐらかされるばかり。
疑念を深めた夫は、自身のスマホをリビングに置き、自宅の様子を録音。
すると知人と電話する熊田が
「もうマジ手が震えたもん」
「ヤッバと思って!」
「絶対に2ショットは撮られてない」
「(夫は)確実な証拠は絶対掴んでない」
という発言が記録されていた。
改めて熊田と話し合いの機会をもったが、
「彼女は“あなたは誰かに騙されてる”とか“周りに洗脳されてるんじゃないの”と言って埒が明かない。
私は話し合いを避けて誤魔化して寝ようとする彼女の布団をバッと撥ねのけたんです。
その時、私の手が頬に当たったのだと思います」
これが夫の主張するDV事件の背景である。
一方、熊田の代理人弁護士は、この主張をまっこうから否定。
〈(夫が)「ぶっ殺すぞ」と言いながら一方的に熊田を殴打する音、熊田が「痛い痛い」と泣き叫ぶ音声が録音〉という証拠があると主張する。
不倫疑惑についても〈全くの事実無根です〉と断言する。
食い違う両者の言い分。
6月10日発売の週刊新潮でさらに、「不倫疑惑が確信に変わった」という証拠についても報じる。