1980年代に活躍した男性パフォーマンス集団、一世風靡セピアの元メンバー、西村香景(かけい)さんが先月25日に亡くなったことが5日、分かった。61歳。死因は不明。
関係者によると、2021年1月に原発不明がんと診断され手術。
2022年2月には肝臓と大腿骨に転移があることが分かり手術し、治療を行っていた。
しかし、衰弱のため放射線治療や抗がん剤治療を続けることが出来ず、2022年8月からは訪問看護サービスを受け、自宅で療養していた。
2月24日に容体が急変、最後は「きれいに目、口を閉じ、眠るように息をひきとった」と関係者は話す。
5日に都内の斎場で行われた告別式には「一世風靡セピア」の元メンバーも参列。
メンバーの春海四方(63)は先月28日にツイッターで、「西やん(西村さん)がお亡くなりになりました 闘病生活をしているのはもちろん知っていました」などと訃報を伝えており、セピアの付き人だった俳優、中野英雄(58)はこの日、ツイッターで葬儀が営まれたことを報告。
「本日、西村香景さんとお別れして来ました」と明かした。
西村さんは1984年に哀川翔(61)や柳葉敏郎(62)らと一世風靡セピアを結成し、同年6月のデビュー曲「前略、道の上より」などが大ヒットも、89年7月末に解散。
故人はしばらく芸能活動を続けた後、引退して東京都内の飲食店で働いていた。