あの人は今――。
かつて毎日のようにテレビに出演していた、 “バラエティクイーン”小島瑠璃子(29)が、今年3月に会社経営者と極秘で入籍したことが取材でわかった。

 

小島がテレビ出演429本で、出演本数女性タレント部門1位に輝いたのは2015年。
しかし立て続けにレギュラー番組を降板するなどして、テレビ出演が激減。
ここ数年は奔放な発言などで批判を浴び、次第に“炎上クイーン”とも揶揄されるようになった。

 

しかしながら心機一転、昨年8月に2023年から中国へ留学することを発表。
実質、芸能界引退状態となり、今ではまったくと言っていいほど表舞台に立っていない。

 

そのなかでひそかに愛を育み、結婚していたようだ。
しかし関係者は、「まあ、いろいろあったみたいですけどね」と苦笑する。
一体、小島になにがあったのだろうか。

 

小島は高校1年生だった15歳で、2009年に「ホリプロタレントスカウトキャラバン」グランプリを獲得して芸能界デビューを果たした。
グラドルとして水着姿にも挑戦しているが、小島が本領を発揮したのはテレビ番組でのコメント力だった。
業界内外問わず高く評価され、テレビに引っ張りだこの人気タレントとして活躍した。

 

「2017年の衆院選では生中継リポートも任され、持ち前の頭の回転を活かした的確なコメントから『こじるり無双』という言葉が話題になりました。
しかし、“あの熱愛”の衝撃が強く、仕事にも影響を及ぼしてしまった印象がありますね」(スポーツ紙記者)

 

“あの熱愛”というのは、人気マンガ「キングダム」(集英社)の作者・原泰久氏との交際だ。
「週刊ポスト」(2020年8月14日・21日号)が“福岡手つなぎデート”をスクープ。
その後、「週刊文春」(2020年9月3日号)で、原氏の前妻と交際していた元グラビアアイドルを巻き込んだ“略奪愛”や“四角関係”が報じられた。

 

小島は昨年8月に、中国留学の発表と同時に芸能の仕事を徐々にセーブしていくと発表。
今年1月からはSNSの更新も止まっている。
その間に人知れず結婚していたという急展開だが、小島の周囲に取材を進めると「以前から結婚願望を強く抱いていた」(テレビ局関係者)という。

 

実際に、原氏と破局した後の2021年7月6日深夜放送の「グータンヌーボ2」(フジテレビ系)では《めっちゃ結婚願望あるんですよね》と話している。
さらに、《30歳までは婚活して楽しくやろうかな》とも吐露していた。

 

そんな小島が結婚を決めたお相手は、株式会社「Habitat」を経営する北村功太氏。
小島の2歳年下で、現在はサウナ事業をメインに手がける将来有望な若手実業家だという。
北村氏を知る人物が2人の結婚までの経緯について明かす。

 

「2人は、実業家界隈の共通の知人を介して知り合ったそうです。
長く交際していたわけではないですが、トントン拍子で結婚の話が進み、今年3月頃に入籍しています。
北村さんが『小島』の姓に変えており、周囲には『婿養子に入った』なんて話しているようですよ。
北村さんは伝統芸能に携わる由緒ある家柄で、家を出たかった思いもあるようですね」

 

若くして幅広く事業展開している北村氏は内部進学で有名私立大学に入学。
在学中からスタートアップ企業に参画するなど、実業家としての素地はすでにあったようだ。
そして、学生時代から交際していた女性と結婚した。

 

「小島さんと北村さんが出会った時、北村さんはまだ前妻と婚姻関係にあったはずです。
前妻とは学生時代から長く交際し、結婚に至ったのですが、結果的に北村さんはその女性と2022年春以降に離婚。
その後、小島さんと結婚しています」(同前)

 

2022年7月には、「Habitat」が2022年2月にファミリーパートナー契約を結んだ浦和レッズの試合を観戦し、小島はその様子をInstagramに投稿してもいる。
この頃にはすでに交際をスタートさせていたということだろうか。

 

「当時は『にわかファンだ』『千葉出身なのに埼玉に魂を売った』などといわれのない炎上をしていました。
それは問題ないとして、ちょっとまずかったのがこじるりが発売前の限定ユニフォームを着ていたこと。
『芸能人特権だ』などと浦和レッズファンは怒り心頭でした」(前出・スポーツ紙記者)

 

しかしそれは芸能人特権ではなく、“恋人特権”だったのかもしれない。
限定ユニフォームの背面には「Habitat」と印字されており、その文字がみえるような写真もInstagramに投稿されている。

 

「いわゆる“匂わせ”と見ることもできますが、北村さんへの“内助の功”を発揮したということなのではないでしょうか。
多忙な中、『Habitat』が浦和レッズと契約した2022年2月の数カ月後には試合観戦をし、しかもInstagramで北村さんの会社の宣伝も怠らなかったわけですから」(前出・北村氏の知人)

 

紆余曲折あったようだが、2人の関係は至って順調のようだ。

 

小島は着々と中国留学への準備を進めており、来月中には中国入りすると見られている。
実は、そんな小島を支えているのも中国とゆかりのある北村氏なのだという。

 

「北村さんは4、5年前から中国のSNSマーケットに目を付け事業参入し、中国のクライアントからも動画広告に関する仕事を請け負っていました。
北村さんは2022年夏頃には小島さんに中国人脈を紹介するなど中国留学を全面的にバックアップ。
北村さんも小島さんに同行する形で、来月くらいには一緒に中国へと飛び立つようですよ」(同前) 

 

小島の所属事務所である「ホリプロ」へ北村氏との結婚の事実やそこへ至る経緯などについて事実確認をしたところ、驚きの回答があった。

 

「2月末日で退社しており、プライバシーに関することはお話しできません」

 

デビューからずっと所属してきた事務所をすでに辞めていたというのだ。
他の事務所関係者に話を聞いたところ、「退社したとは知らなかった」「最近会ったが、結婚についても退社についても話していなかった」などと一様に驚いていた。

 

小島は、親へ新築の戸建てや車を購入するなど家族仲が良いことでも知られている。
母親から「早く孫の顔が見たい」「早く結婚してほしい」と言われているというエピソードをメディアで明かすほどだ。
愛娘の結婚を祝福しているだろう小島の両親に話を聞くべく、実家へと向かった。

 

外出先から帰宅した母親に声をかけたところ、母親から「娘は(取材していることを)知っているんですか」と尋ねられたため、記者が事務所に取材をしていることを話したが、「娘がね、知らないでってなると、ですけどね。私たちの方は申し訳ないです。わざわざ来て頂いたのに申し訳ありませんね。どうもー」と、笑顔を浮かべつつも申し訳なさそうに家へ入っていった。

 

北村氏にも結婚について事実確認をしたところ、本人からメールで回答があった。

 

入籍したかどうかについては、「証言の通り今年3月に入籍をさせていただきました。事実です」とし、小島と交際をスタートさせたタイミングについてはこう回答した。

 

「妻を知人からご紹介いただいたタイミングでは前妻と婚姻関係にありましたが、中国での活動のことでご相談を受けておりました。
その後離婚をし、時間が経ってから交際をさせていただいたため前回の結婚との重複期間については明確に否定させて頂きます」

 

バラドル界で頂点を極めたこじるりの、あまりに徹底した“超極秘結婚”。
彼女の口から結婚について語られる日はくるのだろうか。