12月26日に放送された、日本テレビ系のバラエティ番組『有吉ゼミ』での人気企画「ヒロミ&ジェシーの八王子リホーム」の内容が物議を醸している。
「八王子リホーム」は、ヒロミとSixTONESのメンバー・ジェシーが担当するDIY企画で、この日は2022年2月に第一子が産まれる予定の丸山桂里奈・本並健治夫婦のために多機能なベビー家具を作る事に。
ヒロミは自身の子育ての経験から、「ミルク作り」や「おむつ交換」などが一気にできる多機能なベビー家具を作ることに決めて作業を進めた。
赤ん坊用の家具は怪我をしないようきめ細やかな配慮が必要になるため、作業7日間、計55時間という長い時間がかかり、その結果、赤ちゃん用のおむつ交換台に両親用も入れるベビーサークル、さらにミルクを作るための電化製品を置ける棚などが併設された超巨大なベビー家具が出来上がった。
特にヒロミが拘ったのがベッドに使う材料と照明と塗料で、ヒロミは「赤ん坊が怪我をしない柔らかい素材」としてリサイクルコルクを選択し、ベッドの至る所にコルクを使用していた。
また照明は線状のLEDを使い、「親が電気をつけやすいように」と柵の周囲をLEDライトが覆うような状態にし、棚部分には小さな照明が設置できるスペースも併設、さらに塗料も優しい色合いの牛乳を原料に使った「ミルクペイント」を使用したヒロミ達の自信作であるという。
だが、ネットではヒロミたちの自信に反し、批判的な声が相次いだ。
特にメインの材料で使用したリサイクルコルクに対しては
「コルクだと赤ん坊が噛んで危ないのでは?」
「誤飲の恐れがある」
「劣化したら危ない」
という意見のほか、
LED照明とミルクペイント、電化製品を置ける棚についても
「LEDライトが赤ちゃんに直撃して眩しそう」
「赤ちゃんに牛乳アレルギーがあったらどうするの?」
「赤ちゃんの近くに電気コンセントをむき出しにするの?」
といった声が相次いだ。
確かに、設計者であるヒロミの子どもは噛み癖や牛乳アレルギーが無かったのかもしれないが、産まれてくる子どもがどのような癖やアレルギーがあるかわからない段階で家具を作るのは非常に危険である。
また、赤ん坊用の家具はこれまでのヒロミの手がけたDIYとは違い、「小さな命」を預かる大事な家具であり、
「いくらヒロミさん作でも素人が作ったベビーベッドは危ないのでは?」
「赤ん坊洋品を素人に任せるのは危険すぎる」
「なぜ既製品の値段が高いのか考えて欲しい」
といった厳しい声が相次いだ。
工程時間から考えても、これまでの「八王子リホーム」の中でも規模が大きかったと思われる今回のベビー家具。
だが、その努力とは裏腹に視聴者からの評判はあまり良くなかったようだ。