1月14日に仕事復帰したばかりの中居正広だが、早くも新レギュラーの話が聞こえてきている。
一方で、いまだ“完全快復”とはみられず、心配の声も業界内では広がっているようだ。
中居とダウンタウン・松本人志の2人がMCを務める新レギュラー番組が4月からフジテレビで始まると、20日から21日にかけて各スポーツ紙が一斉に報じている。
それぞれに内容は微妙に異なるが、中居と松本のタッグであること、フジテレビのゴールデンプライム帯でバラエティのレギュラーが始まるということは共通している。
一部では、これが土曜プレミアム枠でこれまで二度にわたって放送されてきた『まつもtoなかい ~マッチングな夜~』のレギュラー化だとしている。
同番組では、松本と中居が「会わせたい」と思う2人を“マッチング”させ、トークをするという趣旨で、これまで森進一とHiro(MY FIRST STORY)の父子初共演、伊藤俊介(オズワルド)と伊藤沙莉のきょうだい初共演などのほか、甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)と菅田将暉、長渕剛と大悟(千鳥)といった組み合わせで反響を呼んだ。
一方、『まつもtoなかい』のレギュラー化とは明言せず、新番組の内容は調整中であり、音楽番組の方向性も検討されているという報道もある。
ほかにも、日曜のゴールデンプライム帯が有力であること、中居の体調が良好となったことがレギュラー化の決め手となったことなども報じられている。
事実であれば、中居の完全復活を裏付けるものといえそうだが、業界内ではまだまだ心配の声が絶えないという。
「休養中、一部で病名が報じられたこともあり、重病説も飛び交いましたが、実際、昨年7月に入院した際は急性虫垂炎と発表していたのに対し、10月から続いた“体調不良”とその後の休養については病名は明かさないというスタンスを貫いています。
さらに復帰後に出演した14日の『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)では、自ら『10月、やばかったじゃないですか』と切り出し、劇団ひとりが『めちゃくちゃ気を遣いました』と言葉を選びながら当時を振り返る場面も。
20日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)では、療養期間中、じっとしなくてはいけなかった状態を中居は『ずっと爪を見て(た)』と形容しており、絶対安静のような状態だったこともうかがえます」(芸能記者)
そして、まだまだ体調が万全でないらしいことが17日放送の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)で示唆された。
「冒頭、笑福亭鶴瓶とのトーク部分は、放送日の昼に急きょ収録されたものでしたが、中居が年末年始、ハワイにいた鶴瓶に電話をした話を披露。
鶴瓶から『こっちは朝方4時やで』などとぼやかれたことを嬉しそうにまくし立てていると、『おまえ元気やな!』と鶴瓶からツッコまれることに。
そして続けて、『もうちょっとな、病人やったら病人らしいせえ!』と言ったんです。
中居は、『病人やったら病人らしくせえ!ってひどくないですか』と言い返すにとどまり、すぐにオープニングトークを終了させましたが、鶴瓶からすれば中居の体調はまだ“病人”というレベルなのでしょう。
無理はしないでほしいというのが、視聴者だけでなく、業界関係者もみな思っていることです」(同)
“早期復帰”は、野球ファンである中居が、3月に開幕する「第5回ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)関連の仕事に間に合わせるためとみられているが、「中居の性格からして、選手への取材などを人任せにするとは考えにくく、体調への負担が懸念される」(同)という。
一説には、フジテレビが4月から中居MCの番組をスタートさせたい背景には、9年ぶりに月9主演を果たす木村拓哉との共演を演出したい思惑があるというが、はたして実現するだろうか。