フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズは26日のフィンランド大会で全6戦の男女シングルの日程を終了。
この結果、12月に行われるGPファイナル(イタリア・トリノ)に出場する日本勢が決まった。
GPシリーズ出場選手は各大会での成績に応じて1位には15ポイント、2位から8位までそれぞれ13、11、9、7、5、4、3ポイントが与えられ、上位6選手がファイナルに進出する。
また、複数の選手が同点で並んだ場合は最高順位の高い選手が出場資格を得る。
男子は第5戦・NHK杯が終了した時点で30ポイントを獲得していた宇野昌磨(24)=トヨタ自動車、26ポイントの三浦佳生(17)=オリエンタルバイオ・目黒日大高=と山本草太(22)=中京大=に加えて、フィンランド大会で2位となった佐藤駿(18)=明大=が24ポイントとなり、自身初進出を決めた。
一方、女子はNHK杯終了時点で28ポイントだった坂本花織(22)=シスメックス=に加えて、イギリス大会とフィンランド大会優勝の三原舞依(23)=シスメックス=が6人中トップの30ポイントを獲得して初進出。
合計22ポイントだった渡辺倫果(20)=法大=はフランス杯とNHK杯で3位の住吉りをん(19)=オリエンタルバイオ・明大=と並んでいたが、第2戦・スケートカナダで優勝していることから渡辺が2人の間で成績上位となることになった。
なお、カップル競技は今季のGPシリーズで2連勝したペアの三浦璃来(20)、木原龍一(30)組=木下グループ=の進出がNHK杯が終了した時点で決定している。