複数の女優への性行為強要疑惑が一部で報じられた俳優の木下ほうか(58)が28日、自身のツイッターで、謝罪のコメントを発表。
今後の芸能活動については、全て無期限で休止するとした。
木下は性行為強要疑惑の報道について「事務所と協議していたことでご報告が遅くなり、女性の方々はもとより、関係者の皆様に多くのご迷惑をおかけしてしまい、深くお詫(わ)び申し上げます」と謝罪した。
報道の内容については「一部事実と異なる点や10年程度前のことで記憶にないこともございますが、概ね間違っておりません」とした。
一方で「現在週刊誌から質問されておりますが、女性から明確に拒否されているにも関わらず関係を持ったことや、薬物を用いて関係を持った記憶はございません」とつづった。
今後については「皆様の目に触れる芸能活動を続けることはできませんので、芸能活動については全て無期限に休止させていただきます」と無期限で活動を休止するとした。
【木下ほうか コメント全文(原文まま)】
報道について、事務所と協議していたことでご報告が遅くなり、女性の方々はもとより、関係者の皆様に多くのご迷惑をおかけしてしまい、深くお詫び申し上げます。
まず、現在出ております週刊誌報道の内容について、一部事実と異なる点や10年程度前のことで記憶にないこともございますが、概ね間違っておりません。
ただ、現在週刊誌から質問されておりますが、女性から明確に拒否されているにも関わらず関係を持ったことや、薬物を用いて関係を持った記憶はございません。
それを前提にしたとしても、私の軽率な行動の結果、女性の方々が心に深い傷を負ったことに間違いはございませんので、深くお詫びを申し上げます。
女性の方々に対しては、本来であれば私が直接謝罪をすべきところではございますが、そのことでさらに傷つけてしまうこともあると考え、今後の皆様への対応につきましては代理人を立てて誠心誠意行わせていただく所存です。
次に、私の軽率な行動の結果多大なご迷惑をおかけした多くの関係者の皆様に、深くお詫び申し上げます。
このようなことをした私が、今後、皆様の目に触れる芸能活動を続けることはできませんので、芸能活動については全て無期限に休止させていただきます。
2022年3月28日 木下ほうか
また、28日、所属事務所「カクタス」からマネジメント契約を解除されたことが分かった。
公式ホームページで、本人の「合意」の上で、「マネジメント契約を解消」したと発表された。
木下は山下智久主演で4月5日からスタートするNHK総合の連続ドラマ「正直不動産」(火曜、後10・00、全10話)に上司役で出演が決まっていたが、「降板を申し入れ」たことも報告。
放送直前のドラマだけに編集作業など影響は甚大だ。
【所属事務所 コメント全文】
関係者各位
平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。
弊社俳優・木下ほうかの行為により傷つき被害を受けた方々に、まずは心よりお詫び申し上げますとともに、この度の報道に際し、関係者皆様にご迷惑ご心配をおかけすることとなりましたことを、お詫び申し上げます。
現在報道されています内容等、事実関係を確認中ではございますが、本人と話し合い、その合意のもと、この度、2022年3月28日をもちまして弊社と木下ほうかとのマネジメント契約を解消することとなりましたことをお知らせいたします。
木下ほうかが 2019年に所属してから共に、バイプレイヤーとしてもっと大きな役者を目指していましたところ、今回の報道の内容により多くの方々に大変不快な思いをさせてしまい、また業界に携わる皆様のイメージを傷つけ信頼を揺るがす事態を招くものとなっておりますことを、大変遺憾に思っております。
一部報道でお騒がせしております NHK ドラマに関しましては、今回の事態を重く受け止め降板のお願いを申し入れさせて頂きました。
被害者の皆様並びに関係者の皆様、ファンの皆様に重ねて深くお詫び申し上げます。
2022 年 3 月 28 日
株式会社 カクタス