漫画家・荒木飛呂彦氏の人気漫画『ジョジョリオン』が、19日発売の連載誌『ウルトラジャンプ』(集英社)9月号で最終回を迎えた。

 

『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第8部が、2011年5月の連載スタートから、10年の歴史に幕を下ろした。
巻末のコメント欄にて荒木氏は「ジョジョリオン10年間ありがとうございました! 少し休んで、新『JOJOLANDS(仮)』でお会いしましょう」と伝えている。

 

表紙&巻頭カラーを飾った同誌では、メモリアルポストカード10枚セットが付録として付いており、コミックス第27巻が9月17日に発売することや、『ジョジョ』初のスピンオフコミック企画(原作・上遠野浩平、漫画・カラスマタスク)が今冬より開始予定と告知されている。

 

1987年より週刊少年ジャンプ(集英社)にて連載が始まった荒木飛呂彦氏の人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』。
第1部は主人公ジョナサン・ジョースターと敵対するディオ・ブランドーのストーリーが展開され、「人間讃歌」をテーマに、善悪を問わず恐怖を克服する精神、困難に立ち向かう勇気が描かれた。

 

2011年5月より『ウルトラジャンプ』にて連載がスタートした『ジョジョリオン』は、『ジョジョ』シリーズの第8部。
S市紅葉区杜王町の新たな物語として、大震災で傷ついたこの街の海岸近く、地面が隆起して出来た『壁の目』付近で、記憶を失くした全裸の青年・東方定助が発見された。
肩には星型の痣と、その周りに何かに噛まれたかのような『歯型』、そして何より第一発見者の広瀬康穂を驚かせた、4つある股間の『タマ』…青年の正体は?
そして彼の体から出た謎のシャボン玉とは!?
彼を取り巻くストーリーが描かれている。

 

連載終了にネット上では
「ジョジョリオンも終わりかぁ」
「うおお。ジョジョリオン遂に完結か」
「ジョジョリオン完結まじか。つーかもう10年もやってたんやね」
「寂しいわ…」
などの声があがっている。