現在、バラエティー番組でもっとも活躍するジャニーズタレントの1人であるA.B.C.-Zの河合郁人。
マニアックな“ジャニーズものまね”でネタ番組に出演するほどに、活動の場を広げているが、今度はワイドショーのMCに挑戦することとなった。
CBC・TBS系午後のワイドショー『ゴゴスマ』では7月26日から1週間、メインMCの石井亮次アナが夏休みに入った。
その間、代理MCを務めるのが河合なのだ。
「初日の26日は少々緊張した面持ちでしたが、とくにハプニングもミスもなく、完璧に司会をこなしていました。
主にオリンピックの試合結果に関するニュースが多く、日本選手の活躍にテンションも上がっている様子でした」(テレビ局関係者)
ワイドショーといえば、政治、社会、そして芸能スキャンダルなど、さまざまなニュースを扱うこととなる。
しかし、河合が代理MCを務めるこの1週間は、オリンピック関連のニュースばかりである。
「ジャニーズタレントは、基本的に政治的な立場を明らかにしないというのが基本。
でもワイドショーのMCをするとなると、多少なりとも政治的な発言を強いられることがあるわけです。
これまでワイドショーのコメンテーターはこなしている河合ですが、そこまで明確な意見を発信してきたわけではなく、ワイドショーのMCをすることに対するジャニーズ内部での不安もあったはずです。
でも、五輪期間中であれば、デリケートな話題に触れる機会も少ないし、MCをするには好都合というわけ。
ジャニーズ事務所も、この期間であればいい仕事ができるだろうと踏んで、この仕事を受けたのでしょう。
まさにその通りの結果になっています」(同)
ジャニーズタレントでは、かつてTOKIOの国分太一がTBS系『いっぷく!』『ビビット』において、帯のワイドショーのMCを務めたことがある。
「ジャニーズ事務所としては、帯番組のMCを担当するタレントもほしいところでしょう。
関ジャニ∞の村上信五がフジテレビのワイドショーのMCに就任するという計画もあったようですが、結局実現しませんでした。
そういったことを考えると、おそらく今もっとも帯番組MCに近いジャニーズタレントは、河合郁人になるはず。
今回の『ゴゴスマ』でのMCはその試金石とも言えますね」(同)
将来、河合郁人は“朝の顔”や“昼の顔”となることも、十分にありそうだ。