人気少女漫画『君に届け』が、実写ドラマとして新たにNetflixとテレビ東京で共同制作されることがわかった。
2023年3月に、全世界独占配信されるという。

 

単行本累計発行部数3300万部を超える、椎名軽穂氏の同名人気漫画が原作。
見た目が暗く、長い黒髪から「貞子」と呼ばれる女子高生・黒沼爽子と、人気者の同級生・風早翔太による純情ラブストーリー。

 

2010年には多部未華子と故・三浦春馬さんのタッグで興行収入15.3億円の大ヒットを記録しているが、今回は、南沙良と鈴鹿央士でリメイクされるという。

 

「南と鈴鹿は2021年のドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)で共演していますから、息の合った演技を見せてくれそうです。
またその後、南はNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で源頼朝の長女、大姫役として出演、反響を呼び、鈴鹿もドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)で好演中。ブレイク俳優同士の再共演とあって、2人がスケールアップした演技をどう、ぶつけ合うのか楽しみです」(芸能ライター)

 

しかし、映画版の2人があまりにハマリ役だったことから、ネット上では

《どぅ受け止めればいいのかわからない情報が…ココロが悲鳴あげてる…》

《君に届けの三浦春馬が演じた風早君は私の中で永遠に優勝してる》

《風早くん役は三浦春馬さん以外考えれない…。多部ちゃんと春馬くんが最強なのよ》

《私の青春は多部ちゃんと三浦春馬一択なのよ》

と複雑な感想が寄せられ、ツイッターでは『君に届け』がトレンド入りしたほど。

 

「鈴鹿も可愛い系のルックスではありますが、『ドラゴン桜』『六本木クラス』では陰湿な役だったイメージもあります。
一方の南は『ポスト新垣結衣』と呼ばれるほどの美貌の持ち主ですが、爽子のイメージとは違うのかもしれません」(別の芸能ライター)

 

2021年には、1991年の大ヒットドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)のリメイクが放送され、織田裕二が演じた永尾完治に伊藤健太郎、鈴木保奈美が演じた赤名リカに石橋静河がそれぞれ起用されていた。
こちらも、やはりリアルタイムで過去の作品を観ていたファンからは「イメージが違う」と、受け入れてもらえなかったという。

 

とりわけ『君に届け』は、三浦さんの代表作でもある。
Netflixとテレビ東京は“パンドラの箱”を開けてしまったのかもしれない。