優勝45回など数々の歴代最多記録を更新した「第69代横綱・白鵬」の宮城野親方(37)が、1月28日、東京・両国国技館で断髪式に臨んだ。
断髪式の後はホテルニューオータニで盛大なパーティーが開催されたが、その中には、支援物資を届けにウクライナを電撃訪問したことで話題のデヴィ夫人(82)の姿も。
「白鵬引退・宮城野襲名・披露宴」にはYOSHIKIや松山千春たちが出席し、鏡開きには小泉純一郎元首相や森喜朗元首相の姿もあった。
豪華ゲストが集まって、生バンドによる演奏なども行われ、900人規模の大宴会となった。
帰国から間もない中でパーティーに駆けつけたデヴィ夫人だが、いつになく不機嫌な様子で会場を去ったという。
ひとりの参加者が証言する。
「“会場に3時間半もいたのに、一言も紹介されたり名前を読み上げられることもなかった”という点が夫人の逆鱗に触れたようです。
どこでもVIP待遇を受けて当然のセレブですから、参加者900人のうち、ただの“出席者”扱いをされたのは心外だったのでしょう。
『こんな屈辱は初めてです』というようなことを言って、怒り心頭だったとか。
主催者サイドの人が頭を下げても納得がいかない様子で、『もう帰りますから』と会場を後にしていました」
デヴィ夫人は2019年1月に開催された白鵬の幕内1000勝達成祝賀会にも参加しており、宮城野親方との縁は深い。
だからこそ今回の扱いに驚きショックを受けたのだろう。
2019年の祝賀会も800人が集まる大宴会だったが、しっかりデヴィ夫人も紹介されたようで、〈遅くまで和気あいあいと楽しく過ごしました〉とご機嫌でブログを更新していた。
今回の騒動の背景には、コロナ禍も関係しているのかもしれない。
「もともとパーティーの時間は18時半から21時を予定していましたが、終わったのが22時40分と1時間半も押してしまいました。
この後にはアフターパーティーもあったようなので、参加者はスケジュールを調整するのに苦労したのではないでしょうか。
大物ゲストが多数集まる900人規模のパーティーを仕切るのは大変でしょうが、それでも1時間半も押すパーティーは珍しいですよね。
コロナ禍もあって、これだけの大きなイベントは久しぶりで、運営側もいっぱいいっぱいだったのでしょう。
多くのVIPを含めて大人数が集まったのは、親方の人徳のなせるわざですが……。
一言も紹介されなかったことに加えて、パーティー自体が長くなってしまったこともデヴィ夫人の怒りの背景にあるのかもしれません。
予想外の長丁場は、ウクライナから帰国したばかりの疲れた体には負担が大きかったはずです」(前出の参加者)
いくつかの不幸な原因が重なり、起こってしまった出来事。
むろん、こんなことでデヴィ夫人と宮城野親方の縁が切れるはずがないだろうが……。