北条司のマンガ「シティーハンター」をNetflixが実写映画化。
鈴木亮平が主演を務めることがわかった。

 

東京・新宿を拠点に、無類の女好きだが依頼を受ければ並み外れた銃の腕と身体能力、冷静沈着な頭脳で仕事を遂行する超一流スイーパー・冴羽リョウの活躍を描く「シティーハンター」。
日本での実写映画化はこれが初で、物語の舞台は現代の新宿となる。
それに伴いキャラクター設定もわずかにアップデート。
リョウの衣装はアニメ版のジャケット姿ではなく原作のロングコートが採用され、ステンカラーコートからタイロッケンコートへ変更された。

 

監督を務めるのは「ストロベリーナイト」シリーズの佐藤祐市。
三嶋龍朗が脚本を手がけ、大友良英が音楽を担当する。
鈴木は「あのクールで、ロマンチックで、おバカで、もっこりで、そして最高に格好良いシティーハンターの世界を、大切に大切に、皆様にお届けしたいと思っております」とコメントしている。

 

Netflix映画「シティーハンター」は2024年に全世界で配信。
※冴羽リョウのリョウは、けものへんに「僚」のつくりが正式表記

 

【鈴木亮平 コメント】

この度、Netflix映画「シティーハンター」にて主人公の冴羽リョウ役を演じさせていただくことになりました。
北条司先生が生み出したこの珠玉の名作を、そして数え切れないほどのファンに愛される冴羽リョウというキャラクターを皆様からお預かりさせていただくことに、非常に大きな責任を感じると共に、緊張に打ち震えております。
やらせていただくと決めた以上、これまでに培った経験の全てを注ぎ込み、誠心誠意向き合わせていただく所存です。
大きな愛情と責任を持って、大切にお預かりさせていただきます。
どうすればファンの皆様に、そして原作を知らない世代の方にも「シティーハンター」の世界を一番良い形で楽しんでいただけるのか。
どうすればこの令和の新宿に、冴羽リョウという男を現実の人物として召喚できるのか。
虚構とリアル、80年代と2020年代、そのバランスを日々考え続けながら現場に立っています。
あのクールで、ロマンチックで、おバカで、もっこりで、そして最高に格好良いシティーハンターの世界を、大切に大切に、皆様にお届けしたいと思っております。

 

【北条司 コメント】

構想約10年(笑)、ようやくクランクインしました。
実写化するなら「シティーハンター」好きの方にやってもらいたいなとずっと思っていた中、鈴木亮平さんが冴羽リョウ役をやられるという企画をいただきました。
それから長い時間がかかりましたが、亮平さんの情熱が絶えなかったおかげでようやくこの日を迎えることができました。
撮影も見学させてもらいましたが、現場が和気藹々ととても楽しそうで、撮影も細部まで妥協がなく素晴らしかったです。
いい役者さんたちとスタッフに関わっていただけていることを感じて、とても楽しみになりました。
語弊があるかもしれませんが、漫画的な表現にこだわらず、映画的なリアルな面白さを追求してもらえたら嬉しいです。

 

【佐藤祐市 コメント】

どこで聞いたのか? 定かでは有りませんが鈴木亮平くんがシティーハンターの大ファンだった。と言うのは結構前から知っていました。
もしかしたら、直接ご本人に聞いたのかも知れません。
スタッフ・キャストに助けられながら、素敵な「アクション(もっこり)エンターテイメント」を目指して皆んなと共に突き進んで行きたいと思っています。
お楽しみに。

 

【高橋信一(エクゼクティブプロデューサー / Netflix コンテンツ部門 マネージャー)】

以前、鈴木亮平さんとご一緒した作品を通して彼の作品にかける情熱と献身性に魅入られ「またいつかご一緒したい」と強く思っていました。
原作、アニメーションを通して、リョウと香たちの物語を追いかけ続けてきた者として、亮平さんが冴羽リョウ役を演じ、「現代の新宿をリョウたちが疾走する背景にはどんな大騒動があるのだろう?」と想像するだけで興奮が隠せません。
全世界で愛される「シティーハンター」の原作の魅力を引き出し、更に見たことのない実写化を佐藤監督、キャスト・スタッフの皆様と目指していきます。