4000万円の横領を報じられたCBCテレビの人気アナウンサー・江田亮(33)が、同社を退職していたことが分かった。
今年の9月ごろに横領が発覚し、江田アナは11月からは出勤停止になっていた。
CBCは12月6日の取材に対して「現在、事実関係の調査中です。(江田の処遇については)適切に対応をいたします」と回答をしていた。
そこから急転直下で局を去ることになったという。
「彼が辞めたのは12月8日付だそうです。本人からの”自主退職”という形になったと聞いています。
絶対に会社を辞めないタイプだと思っていたので非常に驚きました。
発覚してからしばらく経って、しかも報道が出た当日に退職するなんて『会社が今回の騒動をもみ消すためにしっぽ切りされたのではないか』と言われています」(CBC関係者)
以下、江田アナウンサーが起こした4000万円の横領事件について再録する。
名古屋を中心とした中部地方を対象とするTBS系放送局・CBCテレビで、衝撃的な事件が起きていたことが明らかになった。
現役社員、それも人気アナウンサーが労働組合費を横領していたのだ。
その額、実に4000万円。
着服していたのは、入社10年目の江田亮アナ(33)だ。
江田アナは早稲田大学を卒業後、’13年にCBCテレビに入社。
CBCの看板番組である『キユーピー3分クッキング』や『ゴゴスマ』に出演していた。
人気アナウンサーが横領とはいったいどういうことなのか。内情をよく知る関係者が語る。
「発覚したのは今年9月頃、労働組合の役員改選があり、組合長と財務部長が交代したことがきっかけでした。
新しい組合長が、’18~’21年に財務部長だった江田に組合費を確認したいから通帳を出してほしいと伝えたところ、『破棄した』と言う。
不審に思い電子記録を確認・調査すると辻褄の合わないことが多い。
最終的に江田はなんと4000万円も着服していたことを認めたのです」(内部関係者)
4000万円もの大金を江田は何に使っていたというのか。
「江田は組合の調査に対し『投資に使った』と言っています。
しかも投資の才能があったのか、横領したお金を溶かすことなく、なんと1000万円以上の利益を出していたと聞いています」(同前)
江田は発覚を恐れてか、横領していた4000万円のうち3500万円を今年の9月には返金していた。
最終的には不足していた500万円についても横領を認め、返金。
ただ、投資で儲けた約1000万円は返金していないという。
また、江田の普段の様子を知るCBC社員は驚きを隠せなかったという。
「地方局といえど江田はテレビ局の花形であるアナウンサーです。
横領はさすがに驚きました。
そもそも労働組合のプール金というのは、社員の給料から天引きされたお金なんです。
名前が江田亮なので、社内では”オウリョウくん”と呼ばれています」
事実関係を確認するため、12月上旬、大きなトランクを転がしながら妻と二人で帰宅した江田を直撃。
横領について質問を重ねたが、江田は「会社のほうに聞いてください」と何度も繰り返し、足早に自宅である高層マンションに入っていった。
後日、CBCテレビに質問状を送付したところ、
「CBCテレビは労働組合からの報告を受け、現在、事実関係の調査中です。適切に対応をいたします」
との回答だった。
業務上横領は立派な犯罪行為。
世の不正を報じるメディアが、臭いものに蓋では済まない話だ。