CM・メディア業界関係者の間で大きな関心事となっているのが、芦田愛菜の進路。
慶應義塾女子高校に通い、女優業と学業を両立させてきた彼女は、慶大医学部への推薦入学を志望していると噂されている。
「芦田の高校は1学年約200人で、10段階評価で8.5以上をクリアしている成績優秀な生徒の中から、医学部の推薦枠は5人ほどに絞られるといいます。
例年なら、8月中には推薦を受けられる生徒が決まるようですから、すでに内々では結果が出ていると思われます。
ほかの推薦希望者の手前、芦田には芸能活動休止が条件として提示されている可能性が高く、その場合、芦田は卒業までメディアに出られない、ということになります。
医学部は6年制ですから、実質的には芸能界引退と同義でしょう。
一方で、進学先がほかの学部であれば、芦田には広告塔としての価値もありますから、これまでどおり、学業と両立できる範囲で芸能活動を続けていくことになるでしょう」(芸能ライター)
芦田といえば目下、ECC、Uber Eats Japan、スズキ、リクルートなど15社のCMに起用されており、7月に発表された『2022上半期タレントCM起用社数ランキング』(ニホンモニター)では1位に輝いている。
仮に、芦田が慶大医学部進学、芸能活動休止となれば、このCM枠がぽっかり空くことから、争奪戦が勃発することは必至。
そこで、イメージが近い“子役出身”の中から、「ポスト芦田愛菜」となりそうな顔ぶれをチェックしてみよう。
「まずは、芦田と同学年の鈴木梨央は有力候補でしょう。
彼女は、芦田愛菜に憧れて5歳のときから芸能活動を開始。
NHKの大河ドラマ『八重の桜』では綾瀬はるか、朝ドラ『あさが来た』では波瑠と、それぞれ主人公の幼少時代を演じています。
『精霊の守り人』(NHK)では、神を召喚する“異能”を持つ難しい役をみごとに演じ、周囲のベテラン女優たちにも負けていませんでした。
『ポカリスエット』のCMでも存在感を示しており、好感度も高いです」(広告代理店関係者)
鈴木と同じく、大河と連続テレビ小説への出演をはたしている新井美羽も注目株。
「芦田の2学年下の16歳ですが、2017年に柴咲コウ主演の大河ドラマ『おんな城主 直虎』、葵わかな主演の朝ドラ『わろてんか』で、彼女も主人公の子供時代を演じています。
彼女は、以前から芦田と比較されることも多いのですが、庶民性とナチュラルな演技が魅力で、優等生イメージが強い芦田より、身近さを感じるといわれています」(前出・広告代理店関係者)
そして、2011年放送のドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で大ブレイクした、本田望結(みゆ)も外せない。
「彼女の場合、フィギュアスケートという武器があったことで、一般の知名度も抜群。
バラエティもこなせて歌もうたえる多才さを持っています。
以前『週刊文春』で、芦田が本田をライバル視して、共演NGに指定していると報じられていましたが、意識していたのは間違いないでしょう。
芦田の出演しているCMにそのまま入れ替わっても、いちばん違和感なさそうなのが彼女でしょう」(前出・広告代理店関係者)
CMの収入だけで5億円ともいわれる、芦田の“後継者”は?