小室圭さん(30)が再チャレンジしていた米ニューヨーク州の司法試験の結果が発表され、合格者の一覧に圭さんの名前はなく、不合格だったことがわかった。
7月に予定される試験にみたび挑むというが……。
小室さん夫妻の今後を占ってみた。

 

今回の試験の受験者は3068人で、合格率は45%。
小室さんと同じ「再受験組」は1610人で、合格率は30%だった。

「どんな試験であれ、仕事など何か他のものを抱えながら臨むのはかなりタフにならざるを得ないわけですが、案の定という結果になってしまいましたね。
圭さんがチャレンジしている司法試験は制限時間に処理すべき課題が数多くあり、特に英語を母語としない人にとってハードルが高いとされ、今回の試験について合格の確率は五分五分だとも聞こえてきていました」

と、担当記者A。

 

圭さんの留学をサポートしてきたのは、日本でパラリーガルとして勤務していた弁護士事務所の所長、奧野善彦氏だった。
今回の結果について圭さんは奥野氏に、「合格点に5点足りず、とても無念です。次は7月に挑戦します」などと伝え、3度目のチャレンジを明らかにしたという。

 

「秋篠宮さまは今回の試験結果にショックを受けられたということです。
もともと秋篠宮さまも宮内庁側も、司法試験については1度目の受験から楽観視していたと聞きました。
裏返せば、圭さんが“合格する可能性が極めて高い”旨の説明をしてきたからだと推察されます。
勤務先や職業が安定しない中、結婚を認められたのは皇室の歴史の中でも極めて異例のことだというのは間違いありません」

と、先の記者。

 

「もう少し結果が見えていれば、“そこまで急ぐことはなく、せめて試験に受かってからの結婚でも良いのではないか”といった話し合いが秋篠宮家の中で持ち上がった可能性もあるということでした」

とにかく1日も早く仕事を安定させてほしいというのが、秋篠宮さまの望みであることは疑いないだろう。

 

さて、夫妻の今後について展望すると、当座の問題はビザの発給ということになる。

「差し当って小室さんは学生ビザの延長のような『OPTプログラム』を利用し、アメリカで生活している模様です。
その場合、眞子さんは配偶者ビザということになります。
問題は、このプログラムを利用できるのが学校を卒業して1年までということで、ビザのデッドラインが近づいていたわけです」(同)

 

新たなビザを受けるにあたって最もスムーズな流れは、司法試験に合格して弁護士として法律事務所に採用され、「H-1Bビザ」を取得することだった。

「一時的な就労ビザのようなもので、雇用主に『雇うことのメリット』などを米当局にアピールしてもらう必要があります。
それはつまり、雇用主にとってもメリットがなければならないという意味でもあるのですが……。
それはともかく、このビザは抽選制で、司法試験に受かっているからといって取得できる保証はありません」

と、記者B。

 

ただ、今回の不合格でこのシナリオは崩れた。

「秋篠宮さまは、眞子さんが新生活を何の縁もない海外の地でスタートすることを心配されていました。
新しくニューヨーク総領事に任命された人物と出国前に面会されたのも、そういったことが関係しています。
総領事館や外務省は秋篠宮さまの意向を踏まえ、小室さん夫妻の米国滞在に支障がないよう、シミュレーションを重ねたと聞きました」(宮内庁関係者)

 

それと関係するのが、「眞子さんが仕事を始めた」報道だった。

 

世界でも指折りの所蔵品を誇るメトロポリタン美術館のホームページ上で、所蔵品を解説する文章の後に「Mako Komuro」の名が登場したのだ。

「美術館に就職してフルタイムで働くということではないようですが、英レスター大学大学院では博物館学の修士を取得した眞子さんとしては待望の仕事だということでした。
美術館などでの活動を通じて、眞子さん自身が『O-1ビザ』の取得を検討しているのが窺えますね」(先の記者B)

 

このビザは、スポーツや科学、芸能の分野に秀でた能力や実績を持つ人に発給されるものだという。

「H-1Bビザ同様、アメリカにとって有益であることを移民局に対して主張する必要がありますが、抽選制ではなく、メトロポリタン美術館のサポートを受け、元皇族としての人脈がアピールされるならビザの取得のハードルはさほど高くなく、すでに取得している可能性もないわけではないでしょう」(同)

この場合、圭さんが配偶者ビザを受けることになりそうだ。

 

他方、小室さんと弁護士事務所との関係についてだが、

「現在勤務している法律事務所がシビレを切らし、圭さんとの雇用関係を打ち切るのではとも噂されていますが、その可能性は低いように感じています。
先ほど少し触れたように、圭さんを雇うことが事務所にとってメリットになると踏んでおり、1度や2度試験に落ちたからといってそのメリットが失われることはないのではないかと見受けられます。
圭さんのコネクションが魅力だと感じているのでしょう。
今回の試験についても、直前には事務所から特別休暇のようなものをもらっていたのではないかと言われていますね」(同)

 

眞子さんは仕事を通じてビザ問題をクリアし、圭さんは現在の事務所に勤務しながら、「あと5点」の壁を乗り越えるべくチャンレジを続けるということだろうか。
秋篠宮さまの苦悩も続きそうだ。