AKB48/SDN48の元メンバーでタレントの野呂佳代(38)が8日、フジテレビ系『2021FNS歌謡祭』第2夜(後6:30~11:03)に出演し、AKB48の現役メンバーとともに最新曲「根も葉もRumor」を披露した。

 

野呂は大島優子と同期の2期生。
2010年にSDN48に移籍し、2012年3月にアイドル活動に終止符を打った。
アイドル時代の活動を振り返り、「AKB48だったときに歌番組とかにほとんど出たことがなくて、ずっと貢献できてなかったなということを糧に芸能界で頑張っていたんですよ」と胸中を吐露。
あす9日には同じ太田プロダクションに所属する後輩、横山由依が卒業することもあり、「後輩の門出といいますか、応援したいという気持ちでも一生懸命頑張ろうと思って」志願したという。

 

38歳の身体にムチを打ち、悲鳴をあげながら猛練習したうえで現役メンバーとのレッスンに合流。
センターの岡田奈々から「この曲はウィッチウェイ(体の向きは正面をキープしたまま、左右の足をかかとから持ち上げる動き)ができないと成り立たないんですけど、どうですか?」と聞かれた野呂は「皆さんよりも若干、(ももの)肉まわりがすごいもんですから、重さがありますから、その分人よりも多く頑張らないといけない。あと2年でシジュウ(40歳)ですけれども…」と言うと、メンバーから「エェッ!?」と驚きの声があがるなか、「意地をちょっと見せたい」と語った。

 

本番では迫力満点、キレキレのソロダンスも披露し、かつての“梅島夏代”(チームKのダンスナンバー「エンドロール」を担当していた梅田彩佳、大島優子、松原夏海、野呂佳代)のメンバーとしての面目躍如。
司会の相葉雅紀から感想を聞かれ、「めちゃくちゃ大変でした。こんなに切羽詰まったことないというくらい大変だったんですけど、AKB48でやり残したことがいっぱいあったので、(AKB48劇場)16周年の日に出れてよかったなと本当に思いました」とやりきった表情を浮かべると、相葉は「同世代なんで。ホント、できないですこんな。すごいです」と興奮していた。

 

ツイッターでは「野呂さん」「野呂ちゃん」「野呂佳代」がトレンド入り。
「野呂ちゃん凄かった」「野呂さん流石だな 梅島夏代を思い出したわ」「野呂ちゃんめちゃくちゃ踊っててかっこよかったよ」「野呂さんみて、勇気出たわ」と絶賛の声が続々と寄せられた。

 

野呂は番組放送後に自身のツイッターを更新。
「初めてのFNS歌謡祭 こんなこと人生で起こるなんて思わなかったです」
「そして、AKB48のメンバー仲間に入れてくれてありがとう みんなと一緒に頑張れて嬉しかったです!!」
とツイートし、この日が“誕生日”の横山由依とAKB48に向け「ゆいはん、AKB48お誕生日おめでとう」と祝福した。