今シーズン限りで現役引退を発表した西武ライオンズの松坂大輔投手(41)。
今後の身の振り方が注目される中、球界には残らず、解説者として第二の人生を歩むという情報が浮上している。

 

「第1希望は日本テレビだそうです。
松坂の妻は元同局で人気アナだった柴田倫世だけに、局内には彼女の同期がスポーツ局にいて相談できる環境にあります。
また、高校時代に甲子園で松坂とライバル関係にあった同局の上重聡アナもいますし、日テレが本命でしょう」(日テレ関係者)

 

松坂の再就職希望に対し、日テレサイドも前向きに検討しているという。というのも、同局で野球解説者として、またスポーツ番組「Going! Sports&News」土曜版に出演している江川卓(66)に“卒業話”が持ち上がっているようなのだ。

「実情は卒業という名のリストラです。
前枠に放送されていた『スポーツうるぐす』や『SUPERうるぐす』を加えると出演歴は27年。
その結果、番組1回当たりの出演料は150万円を超え、野球中継の解説も高騰している。
日テレの野球関係者で長嶋茂雄に次いで高額なギャラだとか」(前出の日テレ関係者)

 

つまり、江川の穴埋め要員として松坂の名前が取り沙汰されているというわけなのだ。

「本来、松坂は西武ライオンズのフロント陣として残留することが希望で、ピッチングコーチなどを希望していたようです。
しかし、球団からそうしたオファーはなかったようです」(プロ野球関係者)

 

こうした厳しい事情もあり、松坂のギャラはかなりリーズナブルな金額に落ち着くのではないかという。

「1試合で30万~50万円、番組出演料も30万円からと言ったところでしょうか。
日テレにしたらプロ野球はもはや視聴率の取れないオワコンなんです。
柴田や上重アナの推しがなければまず実現しないキャスティングでしょう。
本人はタレント転向も考えているようですが、トークが苦手なようです」(別の日テレ関係者)

 

「平成の怪物」と呼ばれた松坂の栄光も、令和の時代のテレビ界にとってはもはや昔話。
多くの元プロ野球選手がセカンドキャリアに苦しむ中、仕事があるだけ御の字か。