俳優・岡田健史(22)の事務所独立騒動が泥沼化するなか、岡田が新たなアクションを起こしていることがわかった。

 

岡田は、所属事務所スウィートパワーの仕事選びに対する不信感、担当マネジャー含めスタッフの入れ替わりが激しいことなどに対する疑念、同社社長のスタッフに対するパワハラ、所属タレントに対するセクハラ問題が週刊誌に報じられたことなどが重なり、3月に寮を出て、契約解除を求める裁判を起こした。

 

事務所側は5年契約が満了する2023年春までの在籍を求めており、意見は平行線。
発売中の「女性自身」によると、そんな膠着状態の中、岡田から契約解除後は本名で活動する意向で、それについて事務所が関与しないことも求めているという。
事務所側も岡田の意向を事実と認めている。

 

同社は、黒木メイサ(33)、桐谷美玲(31)らが所属し、類いまれなるスカウト力で知られている。
中学時代から岡田を5年かけてスカウト、岡田姓は事務所社長・岡田直弓氏の名字からとったという社長の“思い入れ”の強い芸名でもある。
岡田自身もせっかく世間に広まった名を捨てるということは、キャリアを捨てるに等しいが、リスクを負ってでも改名したいというのだから覚悟の上なのだろう。

 

岡田は伊藤健太郎(23)の代役で初の主演映画が決定し、目下撮影中。
契約解除申し立てには綾野剛(39)や、日本の俳優の労働環境改善に動いている小栗旬(38)ら、先輩俳優陣のサポートもあるといわれている。

「契約解除の理由が、聞く限りでは説得力に欠ける。
それに“代役”ということは、今の実力は本命よりも劣るということ。
岡田さんは事務所が一生懸命売り込んで、ようやく売れ始めたばかり。
今までの事務所の投資と営業努力を無視することはできません。
交渉を繰り返し、決裂した事実があれば別ですが、ただ事務所を飛び出したのでは問題児に見えかねない。
他の芸能事務所が岡田さんを受け入れるかというと疑問です」

 

一連の騒動について所属事務所に問い合わせたところ、期限内に回答はなし。

 

円満退所となればいいのだが。