木村拓哉の周辺が慌ただしくなっている。

 

木村は、7月14日に公開がスタートしたスタジオジブリの劇場作品『君たちはどう生きるか』に声優として参加。
公開日まで出演陣がシークレットだったことで、サプライズとして各メディアで報じられた。

 

「木村は『特別出演』という一人だけ別枠な形を取り、主人公の父親役を演じた。
自然な演技を見せ、ファンもどのキャラが木村かわからないという書き込みがTwitterにあふれたほど。
2004年には同じくジブリ作品の『ハウルの動く城』でハウル役を務めた木村ですが、声優として実力を示した形となりました」(スポーツ紙記者)

 

そんな木村には悪いニュースもあり、所属するジャニーズ事務所の性加害騒動の影響で、大手化粧品会社のCMが白紙になったと「週刊文春」で報道された。

 

「化粧品会社はアジアをはじめ世界展開するため、性加害騒動が収まらないジャニーズ事務所に所属するキムタクの起用を見送ったという話です。
この流れから考えれば、現在キムタクが出演している日産自動車もグローバル企業なだけに、CMの継続が難しくなるのではないかと言われている」(民放関係者)

 

また、木村が主人公の風間公親を演じる『教場』シリーズについて、企画が進行中だった劇場版が立ち消えになったとも言われる。

 

「4月期に放送された『風間公親 教場0』は、最終回で続編を匂わせる演出で終了した。
これは、フジテレビが得意とするドラマの映画化が決まっていたからで、本来であればそろそろ撮影に入るはずだった。
ただ、肝心の連ドラ版となる『風間公親 教場0』が、全話平均の世帯視聴率で9.8%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)という1桁台でフィニッシュ。
フジでは、性加害騒動の決着も分からないので、いまは無理に映画化をするべきではないと企画は延期になったという。
このままならば、映画ではなくスペシャルドラマという形で、最終回の伏線回収をすることになるようです」(同上)

 

さらに木村には、元SMAPの草彅剛と6年ぶりに再会した裏話も7月13日発売の「週刊文春」で報じられることに。
この記事では、明るく再会を演じようとした草彅に、木村はそっけない塩対応した一部始終が明かされている。

 

「昨年のクリスマスイブに、2人は収録スタジオのTMCで出くわし、草彅から木村の楽屋に訪れたという。
約1分の対面だったが、木村は話しかける草彅に『あー』とそっけない返事をしたと報じられた。
SMAPファンの間では、根強く木村が裏切ったことで5人がバラバラになったと信じる人もいる。
それだけに、今回の塩対応が報じられると、Twitterなどで激怒するファンがではじめ、木村の好感度は下がり続けている」(スポーツ紙記者)

 

「週刊女性PRIME」は、SMAP時代の草彅と木村の関係性を説明して、この塩対応がこれまでの通常運転だったとフォローする記事を配信した。
ただ、さすがに6年間会っていなかった元メンバーが楽屋に来れば、話も弾むのではないだろうか……。

 

何かと不穏な報道が多くなってきた木村。
その裏では大きな動きがあり、かねてからささやかれていた独立の話が進行中だと噂される。

 

「ここ最近、テレビ関係者の間でキムタクの独立話が広がりはじめている。
理由としては、性加害騒動でCMが立ち消えになったことに、妻である工藤静香さんが激怒したからだとか。
工藤さんは、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長の母、故・メリー喜多川氏と仲が良かった。
ただ、ジュリー氏は下に見ている傾向があり、キムタクの売り方にも不満を漏らすことがあると言われる。
ジャニーズ事務所の性加害騒動の対応の悪さにカンカンで、これ以上キムタクが所属している意味はないと独立を勧めているようです」(民放関係者)

 

さらに工藤は、これ以上にわたって木村が性加害騒動で揺れ動くジャニーズ事務所にいてもらっては困る理由があるとか。

 

「木村の2人の娘に対して、工藤は世界進出をプロデューサーとして目論んでいる。
姉のCocomiはフルート奏者として、さらに妹のKoki,に関してはモデルと俳優として世界進出を狙っている。
特にKoki,に関しては、工藤のコネを使ってブルガリ、シャネルのアンバサダーやアメリカに本社がある化粧品メーカーの『エスティローダー』のモデルも務めた。
ハリウッドデビューを目指し、現在は演技の勉強をしているところ。
その2人に、キムタクの娘ということで、火の粉がかからないとも言えない。
娘たちのためにも、早くジャニーズ事務所を辞めてほしいと、木村に要請しているようです」(週刊誌記者)

 

2人のかわいい娘のためにも、そろそろ泥舟と化してきたジャニーズ事務所に、木村が別れを告げる時が来たのかも知れない。