ヨット太平洋単独無寄港横断に出航したキャスターの辛坊治郎が、6月17日(木)午前9時50分頃(日本時間)、アメリカ・サンディエゴのシェルターアイランドのヨットハーバーに到着し、無事、ゴールを果たした。
辛坊治郎のアメリカ到着の瞬間は、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』で生中継。
辛坊のゴールの様子を現地で見守った、ニッポン放送『辛坊治郎ズーム そこまで言うか!』スタッフの鍋谷直輝ディレクターは、到着の10分ほど前に
「辛坊さんは、今まさに私の目の前100メートルほど離れた海上にいます。
入国の桟橋をぐるっと大きく通り過ぎて、船を右につけるか左につけるか我々に聞きました。
いつも有楽町のスタジオで話しているように、非常に大きな声で“右舷か左舷どっち?”と聞きました」
とゴール直前の様子をレポート。
さらに、その10分後には
「今まさにロープを出して接岸準備をしています。
あと30メートルで接岸です……。
星条旗と日の丸。
イベントで寄せ書きをしてもらった旗も見えます。
あと10メートルです……。
ゆっくりと安全に操船しながら、今入国管理の桟橋に近づいてきました。
あと5メートル……。
1メートル……。
今桟橋に着岸です!」
とゴールの瞬間を報告した。
辛坊は2013年に二人乗りで太平洋横断にチャレンジしたが、出港5日後にヨットがクジラと激突して沈没。
同年から再挑戦の準備を進め、今回は一人乗りで4月9日午前9時17分に大阪府岬町の淡輪ヨットハーバーからKaorinV(カオリンファイブ)号で出港した。
番組パーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎ズーム そこまで言うか!』では、「生存確認テレフォン」と題して、留守番役のスペシャルパーソナリティが辛坊に持たせた衛星携帯電話へ毎回必ずかけ、辛坊が航海の様子を日々生報告。
その中で辛坊は、嵐や高波に遭遇し「何度も死にかけた」と語ったり、今回もクジラが船に接近してきて危機一髪の場面があったことなどを明かしていた。
なお、アメリカに無事到着した辛坊だが、入国審査には数時間かかる見込み。
日本を出航して、全行程、70日間の太平洋横断の旅。
アメリカ上陸の第一声は、ニッポン 放送 『ラジオビバリー 昼ズ』(午前11時30分~)または『ナイツ ザ・ラジオショー』(午後1時~)の中になる見込みとのこと。
また、今日17日『辛坊治郎ズーム そこまで言うか!』(午後3時30分~)では、じっくり声が聞けるようだ。