お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の「しずちゃん」こと山崎静代(43)が、俳優の佐藤達(とおる、47)と婚約したことを7日深夜、相方の山里亮太(45)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「水曜JUNK 山里亮太の不毛な議論」(水曜・深夜1時)で生発表した。

 

しずちゃんは、お相手の名前こそ出さなかったが、
「入籍は間もなくしようと思います。コロナ禍でまだ両親に直接あいさつはしてない。テレビ電話であいさつしました。同棲(どうせい)はしてないです。今は半同棲かな」
と話した。

 

この日、しずちゃんは同番組にゲスト出演も、山里には婚約の事実を伝えておらず、サプライズでの電撃発表となった。

 

19年には山里と映画「フラガール」の出演を機に友人となった女優・蒼井優(37)の結婚を取り持つキューピッドとなったが、今回は自ら幸せをつかんだ。

 

メールテーマを募集することになり、しずちゃんから「結婚するしずちゃんに質問を募集しまーす」と報告。
山里から「マジ? え?ツッコミ遅れた?結婚するの?出し方ちがくない? ウソ? 何で? 付き合ってたの? おめでとう。え? おしずにおれは何もできないしな。おめでとう!」と驚がく。
しずちゃんは「結婚しないと思っていた? ええやんか。気が付いてると思っていた。こんなに驚いてくれるなんて」とあっけらかんとしていた。

 

驚がくし尽くした後、山里は「全く気が付かなかった。どんな人?」と質問。

しずちゃんは
「舞台で共演していて、お芝居がすごいなと。優しいし。
不器用で私くらい話すことが苦手で。
付き合ったのが今年の3月。交際9か月くらい。
結婚を意識したのは、最初っから意識していた。私から口説いた。よくぞ受け入れてくれた。
追いかけても追いかけてもダメだったけど、初めて追いかけて振り向いてくれた。
しょこたんに占ってもらって、貧乏な人がいいと言われてビンゴだと思った」
とデレデレだった。

 

番組終盤には、佐藤も登場し、「この度、結婚させてもらいます、佐藤達です。お願いします。心臓バクバクです。いつもよくしてもらってます」とさらなるサプライズ。
山里は「確かに2人は似合うな! おしずのどこが好き?」と佐藤に質問。
これに佐藤は「ニカッと笑うところ。温かいお茶が出てくるようなほっこりした気持ちになる。のんびり穏やかな家庭を築けたら。プロポーズの言葉はしてなかったから、さっき僕からしました。紙芝居を作ってしました」と赤裸々告白。
しずちゃんは「なかなかこんなこと聞かないから…」と照れ笑いだった。

 

しずちゃんと佐藤から「山ちゃんにお願いしたいことがあって。婚姻届の承認のところをサインしてください」と求めると、山里は「本当にいいの? こんな日が来るなんて。うわ! 判子押しちゃった! 相方にこんな時が来るなんて。大変なこともあると思うけど、僕と20年間いましたから。それでも一緒にコンビでいてくれたから、何でも許してくれると思う」と大喜びだった。

 

山崎と佐藤は2021年の舞台「徒然アルツハイマー」で共演していた。

 

山崎 静代(やまざき・しずよ)
1979年2月4日、京都・福知山市生まれ。43歳。通称しずちゃん。
大阪・茨木西高時代はサッカー部でGK。
2003年6月に山里亮太と「南海キャンディーズ」結成。ボケ担当。
04年M-1グランプリ2位。
06年に映画「フラガール」で本格的に女優デビュー。
07年、日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。
同年から趣味でボクシングジムに通い始め、09年にC級ライセンス取得。
11年9月、台湾で初の公式戦を戦い、15年に引退を発表。
20年に日本ボクシング連盟女子強化委員・普及委員に就任。
182センチ。

 

佐藤 達(さとう・とおる) 
1974年12月31日、秋田生まれ。47歳。
2003年より長谷基弘主宰「劇団桃唄309」に参加。
紙芝居詩人としても活動し、2009年には初めてのソロライブを開く。
2016年に映画「教科書にないッ!」「教科書にないッ!2」に出演。
特技はスキー、卓球、雪かき。YouTubeチャンネル「俳優 佐藤達の紙芝居(かみしばい)」を配信中。
178センチ。