中居正広(50)が2日に“休養延長”を発表し、ファンはやきもきしている。

 

今年7月に急性虫垂炎の手術を受けた中居は、11月4日に体調不良で1カ月ほど活動を休止することを発表していたが、《体力、筋力の回復を図るコンディションまで整いませんでした。そのため、各番組のスタッフや関係者とも連携を取り、2022年内の活動は終了し、静養に専念させていただくことになりました》と、2日に公式サイトで報告した。

 

【公式サイト コメント全文】

のんびりなかいからのご報告

 

今後の活動について。まず、誠に勝手ながら、こちらからの一方的なご報告となりますことをお詫び申し上げます。

 

先日、およそ1カ月の休養と発表してから今日に至りますが、体力、筋力の回復を図るコンディションまで整いませんでした。そのため、各番組のスタッフや関係者とも連携を取り、2022年内の活動は終了し、静養に専念させていただくことになりましたので、ここにご報告申し上げます。
また、体調に関しての細かい詳細は慎みたいと思っております。

 

気力に関しては、以前より数倍上がっています!天気の良い日は太陽も浴びています。
お買い物のため、少しずつですが、外出もしております。夜更かしだってしております!
一歩ずつ、日によっては一足ずつ半足ずつですが、進んでおります。
一歩…。少し止まることもあります。

 

本来ならここで一曲と、いきたいところですが、喉の調子が30年以上改善がみられな
いため、遠慮させていただきます。

 

長々とすみません。各メディアの皆様、どこを切り取っていただいても構いません。
慎重に…お願いいたします。

 

新しい年が始まるころには活動を再開できるよう、年内は静養いたします。
何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

2022年12月2日
のんびりなかい

 

ネット上では《結構深刻な状況なのかも》なんてファンの不安も広がっているが、《これまで働きすぎ》《もう若くないんだから》《焦らずゆっくり休んで》と中居をいたわるコメントが多い。

 

「中居さんがそうだとは言いませんが」と前置きしつつ、在京キー局幹部がこう続ける。

「第一線の芸能人は、ほとんどアスリートと同じで、一時休養などで緊張の糸が切れると、モチベーションを元に戻すのが大変なんだそうです。
体力が戻っても、気力がついてこなくなる。
体はどこも悪くないのに“全力疾走”できない自分に気づくそうです。
売れっ子の俳優とかお笑い芸人でも、過去にそういう人がいましたからね。
中居さんのようなストイックな仕事人間ほどそれが分かっているから、長く休みたがらない芸能人がほとんどです」

 

当の中居は《気力に関しては、以前より数倍上がっています!》としているが、まあ、100%ではないということだろう。30年以上にわたってトップランナーだったからこそ、なおさら反動は大きいのかもしれない。
あるスポーツ紙芸能担当デスクが言う。

「中居さんの公式サイトでは《各メディアの皆様、(コメントの)どこを切り取っていただいても構いません》としつつ、《慎重に…お願いいたします》と念を押している。
要するに《余計なあおり記事は書くなよ》と芸能マスコミにクギを刺しているわけで、さすが中居さん、その辺の気力は衰えていないなと感じました。
ただ、ある大物お笑い芸人が話していましたが、ファンの《ゆっくり休んで》というメッセージは、非常にありがたいけど、逆に《自分が休んでも問題ないってこと?》《もう自分は必要ないってこと?》《居場所がないってこと?》という焦りや不安を感じるそうです。
人気商売で、いつ仕事がなくなるか分からないというプレッシャーに常にさらされている芸能人ならではでしょうね」

 

中居は2日放送のTBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」2時間SPに“声”だけ出演。嵐・二宮和也(39)と軽妙なトークを繰り広げ、回復をアピールしていたが、この日の放送は11月19日に収録されたものらしい。
ファンは年明けに元気な姿を見るまで、やきもきさせられそうだ。