鳥山明さんのマンガが原作の人気アニメ「ドラゴンボール」の21作目となる劇場版アニメ「ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー」が、8月18日に海外でも公開され、グローバル(全世界)週末興行ランキングで首位になったことが分かった。
8月21日時点の全世界興行収入は、約70億8000円を記録するなど大ヒットしている。
全米オープニング興行収入は、2100万ドル(約28億9000万円)で、全米初登場首位を獲得。
日本の映画が全米で初登場首位を獲得するのは、米国で1999年に公開された「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」以来の快挙となった。
メキシコ、アルゼンチン、ペルー、英国、アイルランド、チリなどでも公開され、米国以外の興行収入は1230万ドル(約17億円)を記録している。
「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」は、2018年12月公開の第20作「ドラゴンボール超 ブロリー」以来となる劇場版。
原作者の鳥山さんが脚本、キャラクターデザインを担当した。
前作「ドラゴンボール超 ブロリー」で3Dパートを手がけた児玉徹郎さんが監督を務める。
かつて、孫悟空によって壊滅した悪の組織のレッドリボン軍の意志を継いだ者たちが、新たに最強の人造人間・ガンマ1号、2号を生みだし、ピッコロ、孫悟飯らを襲う……という展開。
日本で6月11日に公開され、興行収入が約24億9000万円を記録するなどヒットしている。