今年2月24日に、覚醒剤取締法違反の容疑で逮捕された田中聖容疑者(36)。
6月20日には名古屋地裁から懲役1年8カ月、執行猶予3年を言い渡されたばかりだった。
ところが、それからわずか9日しか経っていない29日夜、再び覚醒剤を所持していた疑いで逮捕されたのだ。
報道によると、田中容疑者は千葉県のJR柏駅前デッキで現行犯逮捕されたとのこと。
右腰とズボンの間に覚醒剤が入ったチャック付きビニール袋が見つかったといい、田中容疑者は「覚醒剤を持っていたことに間違いありません」と容疑を認めているという。
「パトカーが同駅付近を巡回中に、パトカーから目をそらしたり、逃げたりするような不審な動きをした田中容疑者を発見したといいます。
しかも田中容疑者は、警察官の職務質問に応じなかったそうです。
そこで警察官は令状をとった上で身体検査を行ったところ、覚醒剤を所持していたことが判明したと聞きました」(スポーツ紙記者)
さかのぼること3月25日。
拘留先の愛知県警中署から保釈された田中容疑者は、黒のスーツ姿で「申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げた。
それから2日後の27日にはYouTubeチャンネルを更新し、謝罪の言葉を次のように述べた。
「たとえどんな理由があろうとも、してはいけないことをしてしまったという事実は決して許されるべきではないと思っております。
今回、大切な人たちを裏切り傷つけてしまったのは、家族や音楽やライブハウスやイベントでもなく、あくまでも自分自身の弱さ、甘えだと思っております」
その上で、「きちんと背負って、償っていこうと思います」と決意を語っていた。
しかしながら、あまりにも早すぎる再逮捕。SNS上ではあ然とする声とともに、薬物への依存を心配する声が相次いでいる。
《こういうのを見ると、「クスリは、止められない」んだな。依存になると、恐ろしいな…》
《支援してくれる人とかもいただろうに…。それほどクスリ地獄から抜け出せないんだろうな》
《覚せい剤ってタバコとかと違って「水が飲みたい」「ご飯が食べたい」レベルの依存度なんですよね。一度手を出すと簡単にはやめられない。田中聖さん人気あるのに残念》
《あー…残念すぎる ここまでとは…》
‘13年にジャニーズ事務所から「度重なる事務所へのルールへの違反行為があった」として解雇され、同時にKAT-TUNも脱退した田中容疑者。
以降はアーティストとして精力的に活動してきた。
だがその一方で、田中容疑者のファッションや髪型は徐々に様変わりし、“ヤンチャな行動”がたびたび報じられることに。
そんな田中容疑者の“ヤンチャな姿”を、本誌も目撃している。
まず、田中容疑者がジャニーズ事務所を退所して1カ月経った‘13年10月30日の深夜。
都内のクラブで開かれたハロウィン・パーティーに、仮装した田中容疑者が姿を現した。
右目のまわりを黒く塗りつぶし、左目には蜘蛛の巣のペイントを施した化粧が印象的だった。
さらに口元にも頬まで裂けたラインが引かれ、そこから赤い血が流れたような跡が。
目にはカラーコンタクトが入っていたようで、黒目のない眼球が異様な雰囲気を醸し出していた。
さらに本誌は翌’14年10月にも、田中容疑者がハロウィンで仮装する姿を目撃。
この年は左目を十字に、口元は真一文字に切り裂かれた“傷だらけのピエロ”に扮していた。
路上で友人と思しき女性たちに囲まれ、メイクの仕上げを施されると上機嫌でクラブに入っていったのだった。
違法薬物で逮捕されるのは、これで3度目となる田中容疑者。
6月10日に名古屋地裁で行われた初公判では、彼の実父も証人台で「家族全員でサポートする」と話したという。
果たして、自らの罪とどのように向き合っていくのだろうか。