俳優の菅田将暉と小松菜奈が主演を務めた大ヒット恋愛映画『糸』が、3月29日にテレビ特別版としてTBS系で地上波初放送された。
しかし、カットされてしまったシーンも多く、その編集クオリティーに視聴者から酷評が殺到しているようだ。
同作はレジェンドシンガー・中島みゆきの名曲『糸』から着想を得て、めぐり逢いをテーマに男女の恋模様を描いたラブストーリー。
平成元年生まれの高橋漣(菅田)と園田葵(小松)が、激動の人生の中で恋をし、時には別れ、令和を前にした平成最後の2019年に再び巡り会う壮大な物語となっている。
2020年8月の公開と同時に大ヒットし、同年の『第44回日本アカデミー賞』では、主演の2人が〝優秀主演賞〟を受賞していた。
「今回放送された『糸』は、再編集されたテレビ特別版。
この編集は、同作を手掛けた瀬々敬久監督が自ら担当しています。
監督は、『映画「糸」の本質を失うことなく、より入りやすく、触れやすく、ギューッと凝縮した時間に再編集されたテレビ特別版。
ぜひ、お茶の間でお楽しみください』とコメントしていたのですが…」(芸能ライター)
監督が自信をもってプッシュしていた映画「糸」のテレビ特別版だが、同作のファンからは、
《ノーカットで見るべき糸、あの編集ならやらなくてもよかったのでは…》
《糸はめっちゃ良かったのに、テレビ版は編集下手くそすぎる。話のつながりが無い》
《最高の映画なのに、なんであんな編集しちゃったんだろう。時系列バラバラだったし、シーンが飛びすぎて全然泣けない話になっていた》
《テレビ用なのか、あまりに編集が雑で残念だった》
《糸めっちゃ編集されてて違う意味で泣いた》
《幼少期の話とかめちゃくちゃカットされて内容がペラッペラ。良作なだけにホントもったいない》
などの酷評が。
どうやらカットされたシーンが多く、ストーリーも薄くなり、そもそも物語の辻褄も合わなくなっていたようだ。
ちなみに視聴者の中には、テレビ版を視聴した後に『Amazonプライム・ビデオ』で見直したという人も。
放送時間の都合などもあるため、基本的に映画の地上波放送はあまり期待しない方がいいのだろう…。
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