女優の戸田恵梨香(33)が、12月にクランクイン予定だった映画と来年4月スタートの主演ドラマを連続降板していたことが20日、分かった。
精神的な不調によるものとみられ、病状によっては長期休養の可能性も浮上している。

 

戸田が出演予定だったのは来年秋公開の大作映画。
関係者によれば、最近になって突然、所属事務所から出演をキャンセルしたいとの電話が製作サイドにあったという。

「理由に関しては精神的な不調と説明があったそうです。急な話だったので現場は対応に追われています」(製作スタッフ)。

クランクインまで1カ月あまりのため代役探しを急ピッチで進めているという。

 

民放キー局の4月期の主演ドラマも降板を申し出たことが明らかになった。
こちらはさまざまなヒット作を生んでいる人気枠で、事務所から「精神的な不調のため降りたいとの話があった」(テレビ局関係者)という。

 

4月期の連続ドラマは年が明けてから撮影に入ることが多く、この時期の降板の申し入れは休養となれば長期に及ぶ可能性がある。
取材に所属事務所は「(担当者から)折り返します」としたものの、その後回答はなかった。

 

戸田は7~9月に放送された日本テレビ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」で永野芽郁とダブル主演。
最終回の世帯視聴率が12・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど好評だったが、こちらでも“異変”が見られたという。
同ドラマの制作スタッフは「9月の撮影終盤になって、スケジュールが戸田さんの都合で度々変更になった。一体どうしたんだろう?と周囲の人たちも心配していました」と明かした。

 

戸田は19年後期のNHK朝のテレビ小説「スカーレット」のヒロインを務めたほか、これまでフジ「コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命」シリーズなど数多くの人気ドラマに出演。
昨年12月には、15年の映画「エイプリルフールズ」で共演した俳優の松坂桃李(33)との結婚を発表し大きな話題となった。

 

人気女優のあまりにも突然の降板劇。
事務所の正式発表が待たれるところだ。