16日に公開されたアニメ映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』の最新の興行収入が19日に発表され、3日間で興行収入22億1813万800円、観客動員数は153万3054人を記録した。

 

また、配給の東宝によると、初日興行収入は、シリーズ歴代最高93.7億円を記録した前作『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』(2019年)との対比で144%を記録したと報告しており、シリーズ初の興収100億円超え濃厚の“弾丸”スタートを切っている。

 

映画公式ツイッターでは「1年の延期を経て公開された『名探偵コナン 緋色の弾丸』公開から昨日までの3日間で、興行収入22億1813万800円、観客動員数は153万3054人となりました」と報告し、「映画をご覧頂いた皆様、そして映画館ご関係者の方々をはじめ、公開にご尽力頂いた全ての皆様に御礼申し上げます」と感謝の思いを伝えている。

 

前作まで7年連続でシリーズ最高興収を更新している劇場版『名探偵コナン』だが、劇場版24作目となる今作は、4年に1度の世界最大のスポーツの祭典「WSG-ワールド・スポーツ・ゲームス-」と、その開会式に併せて開発された最高時速1000キロを誇る世界初の「真空超電導リニア」を巻き込んだ未曾有の大事件が発生。
事件のカギを握るメインキャラクターは赤井秀一で、赤井の弟や母と「赤井一家」が登場する。

 

なお、17日には都内で公開記念舞台あいさつが行われ、高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、池田秀一、ゲスト声優の浜辺美波が登壇。
好スタートを切ったことが発表されると会場は拍手に包まれるとともに、着ぐるみで登場したコナンも小さくガッツポーズをとって喜び。

 

公開延期を経て封切りを迎えたことに高山は「長かったような短かったような1年でした。スタッフ、キャストの思い、そして待ってくださっているみなさんの思いが大きくなっているのがわかっていたので、早く見てもらいたいという気持ちでずっといました」と感無量な様子だった。
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