女優の川島海荷が叩かれまくっている。

 

彼女は『アイ・アム・冒険少年』(TBS系)のレギュラーだったが、7月24日の放送で番組からの卒業が発表された。
卒業理由は「最近舞台のお仕事も増えてきて、収録に出られなかったりすることもあって」「中途半端にやるのもあれだし、これを機にお芝居に専念しようと思って」と説明している。

 

しかし、この説明にはいささか疑義が残る。

 

「川島が忙しいなんて正直、聞いたことがない。
役者業がもっと忙しい上白石萌音は『世界くらべてみたら』、川口春奈は『モニタリング』(ともにTBS系)のレギュラーとして出演を続けている。
となればクビの理由は、6月26日から秋元真夏が新加入したので、外されたといったところでしょうね。
秋元は元『乃木坂46』で、川島は元『9nine』とアイドル出身で出自が被りますから」(テレビ誌記者)

 

貴重なレギュラー仕事がなくなるとなれば、ファンとしてはいささか寂しいものがあるだろう。
ところが、この卒業劇にファンも呆れた様子なのだ。

 

「川島は『9nine』でまともに売れた唯一のメンバーなのですが、一人だけ個人仕事に恵まれていたことで、2016年に役者業への専念を理由に脱退。
今回と似たような出来事が、7年前にも繰り広げられていたのです。
芝居を優先したいと言いながら、卒業直後に『ZIP!』(日本テレビ系)のレギュラーになるなど、涙をのんで送り出したメンバーを裏切るような行為をしている。
対するメンバーは、川島を失ったことでグループが尻すぼみになり、19年に活動休止しました。
これも名ばかりの休止で、残ったメンバーが事務所移籍するなど、空中分解しており、事実上の解散状態となっています。
川島のせいで『9nine』が崩壊したと言ってよく、ファンから恨まれるのも無理はありません」(アイドルライター)

 

そもそも、テレビ不況に歯止めが効かない今、各局は工夫を凝らして制作費の削減に勤しんでいる。

 

「冒険少年」のようなVTRメインの番組において、スタジオ出演者はいなくてもさほど影響がなく、真っ先に削減対象となるのは仕方ないだろう。