俳優の石原さとみさんが主演を務めるドラマ「恋はDeepに」(日本テレビ系)。
2021年6月2日放送の第8話、その衝撃的なラストシーンが、視聴者から思わぬ注目を集めている。

 

石原さん演じる渚海音は、海を愛する海洋学者。
海を守るという使命感のもと、建設会社「蓮田トラスト」が進めるマリンリゾート開発阻止のため動き出すが、そこでリゾート開発に人生をかけるツンデレ御曹司・蓮田倫太郎(綾野剛さん)と出会い、禁断の恋に落ちてしまう…というストーリーだ。

 

※以下、一部ネタバレを含みます※

前回の放送で、本来の姿である人魚に戻れなくなった海音。
倫太郎との別れも耐え難いが、地上での暮らしは身体に負担がかかり、そう長くはとどまれないことを悟る。

 

第8話では、海音の正体をめぐって、海音の所属する鴨井研究室がピンチに。
急遽会見を開くことになり、海音は「自分の口から話したい」と自ら登壇。
しかし、出席者から次々と真の正体について厳しく追及され、言葉につまってしまう。

 

するとそこに、倫太郎が会見場の扉を勢いよく開けて登場。
「彼女は今、とにかく星が浜の海を守るために命をかけている」「誰よりも海を愛し、命のかけがえのなさを信じてるから!」と力強く主張し、海音を庇ったかと思えば、続けて

「好きな食べ物はワカメ! 体温は低め! 保湿しないとすぐ乾く! それが渚海音です!」
「俺はそんな渚海音が、地上で一番大好きだ!」
と大声で告白。
その場は丸くおさまった(?)が、それを聞いた海音は目に涙をため、その場を去っていく倫太郎を追いかける。

 

その後、倫太郎は海音を海に帰すことを決心する。
後日、海へ帰るためのキーアイテムと思しき倫太郎の亡き母の指輪を渡そうと、デートの待ち合わせするが、海音は足元でつまづき、走ってくるトラックの前で転倒。
このままでは轢かれてしまう、と倫太郎が海音にかぶさって助けようとする…という場面で、第8話は幕切れとなった。

 

来週6月9日の放送で最終回を迎える「恋ぷに」。
交通事故を示唆して視聴者の関心を引こうとする王道すぎる展開、そしてクラクションこそ鳴らすも一向にブレーキを踏む気配がないトラックに対し、視聴者からは

「昭和感ひどいwww」
「セオリー通りに轢かれてて王道ありがとう安心するってなってる」
「1個だけいい? トラック、クラクション鳴らす余裕あるならブレーキ踏め」
「恋はdeepにを流し見してたけど、これは…何だ?」
「トラックが怖すぎる。距離が結構あったのに一切減速せず轢く気満々」
「トラックの運転手、絶対轢き殺すマンすぎてヤバ」

などと、演出とはわかった上で、あえて辛らつなツッコミを入れる声が多くあがっている。