EXILEのパフォーマー、黒木啓司(42)が芸能界を引退する。
所属事務所を通じて10日、発表した。
EXILEのドームツアー(7~9月)を終えた後、10月いっぱいで退社し、グループを脱退する。

 

数年前から引退を考えていたといい「最近では年齢や体力の限界を感じるようになっていました」と説明。
「今後、自分が思うベストパフォーマンスを届けることができなくなる前に、EXILE20周年という節目を機に引退することを決意いたしました」と思いを明かした。

いつも温かい応援ありがとうございます。 

 

突然ではございますが私、黒木啓司は7月からスタートするEXILEのドームツアー『EXILE LIVE TOUR 2022 ”POWER OF WISH”』をもちまして、EXILE及びLDH JAPANから卒業するとともに、芸能界を引退することをご報告いたします。

 

僕がデビューする前から約17年間お世話になったLDHには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
あの時、HIROさんはじめ、EXILEオリジナルメンバーの皆さん、スタッフの皆さんが僕を受け入れてくださったことで、たくさんの夢を叶えることができました。
そして、大勢のファンの皆様に出会えたことが自分にとって何よりの財産になっています。
引退の時期に関しては、自分の中で数年前から考えていました。

 

パフォーマーとして活動させていただく中で、常に自身のベストをファンの皆様に届けることに命をかけてきましたが、最近では年齢や体力の限界を感じるようになっていました。
今後、自分が思うベストパフォーマンスを届けることができなくなる前に、EXILE20周年という節目を機に引退することを決意いたしました。

 

そして、お芝居やバラエティなど様々な分野のお仕事に挑戦させていただきましたが、芸能人である前に僕はEXILEのパフォーマーであり、そこに対する自分なりの情熱とプライドがあるが故に、パフォーマーを引退するなら全てのステージから降りることがファンの皆様、そして自分に対するケジメだと感じました。
引退後は家族をしっかりと支えながら、新たな道で社会に貢献できるように精進していきますので、温かく見守っていただけたら幸いです。

 

発表のタイミングも色々考えましたが、応援してくださる皆様には事前にしっかり自分の想いを伝えるべきだと思い、きちんとお別れできる最後のステージであるドームツアー前に発表させていただきました。
次のツアーが最後になってしまいますが、残りの時間を皆様と一緒に楽しみ、一瞬一瞬を胸に焼き付けながら、感謝の気持ちでパフォーマンスをお届けしたいと思いますので、応援していただけたら嬉しいです。

 

2022年 6月10日
黒木啓司

昨年12月には実業家の宮崎麗果さん(34)と結婚。再々婚となった宮崎さんには連れ子がおり、黒木は一気に3児のパパとなった。
プライベートで大きな変化を迎えたタイミングでもあり「引退後は家族をしっかりと支えながら、新たな道で社会に貢献できるように精進していきます」としている。
引退後は、化粧品やコンサルティングなどの会社を経営する妻とともに事業を手掛けていく可能性もありそうだ。

 

一方で、宮崎さんは4月にインスタグラムで、結婚後、自身に誹謗(ひぼう)中傷が寄せられていることを明かし「法的措置を順次進めていきます」と表明。
「夫婦で決めたこと」と、黒木の同意も得ていることを明らかにしていた。

 

黒木は09年に7人組ユニット「J Soul Brothers」でメジャーデビューし、同年、その7人がEXILEに加入。
ドラマや映画、舞台で俳優としても活動した。

 

黒木 啓司(くろき・けいじ)
1980年(昭55)1月21日生まれ、宮崎県出身の42歳。
19歳からダンスを始め、07年にJ Soul BrothersのKEIJIとして始動。
14年に本名に変更。
EXILE THE SECONDとしても活動。
血液型B。