「小さい頃から祖母と映画やドラマを見るのが好きで、芸能界に入ることが6歳頃からの夢でした。これから女優として頑張っていきたい」

 

明るくこう語ったのは、1月8日に芸能界デビューを果たした白河れい(21)。
元フジテレビアナウンサーでタレントの河野景子(58)と元横綱・貴乃花光司氏(50)の次女である白河は、初仕事として、8日に都内で行われた「新成人晴れ着お披露目会」に登場し、冒頭のように意気込んだ。

 

早くも、9日から放送開始した昼の新バラエティ番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)の月曜レギュラーにも大抜擢されることに。
番組冒頭に登場した白河は、高い英語力や女優としてハリウッド進出を目標としていることを紹介され「頑張りたいと思います」とコメント。
番組MCのハライチ・澤部佑(36)から「ハリウッドを目指すのに、伊集院光の隣スタートで大丈夫ですか」と突っ込まれると「光栄です」と笑顔を見せていた。

 

初々しいデビューを飾った白河の姿に、ネット上では
《超小顔でスタイルも抜群だし今後も活躍されそうですね~!》
《えらい美人やな。売れそうな予感》
など、今後に期待する声が上がっている。

 

デビュー早々に新番組のレギュラーを掴み取るなど順調な滑り出しを見せた白河だが、違和感を覚える人も少なくなかったようでーー。

 

各メディアによると、21年4月の大学進学と同タイミングでオーディションサイトに登録し、黒谷友香(47)らを擁する「スペースクラフト」から一番最初に連絡をもらい、所属が決まったという白河。
河野と貴乃花氏を両親に持つが、前述のお披露目会では、「親の力を借りるのではなく、自分の力でやりたいと思った」と話し、家族への相談なくオーディションサイトに登録したことも明かしていた

 

そのいっぽうで、『ぽかぽか』ではハライチから「NG項目は?」と聞かれた際に「あんまりないんですけど、家族との共演はNGです」と笑いながらコメントするなど、自ら家族について触れる場面もあった。
また、『ぽかぽか』のレギュラー出演が発表される前にフジテレビ公式HP内の番組紹介ページでは、こう予告されていた。

《さらにもう一人、ある大物著名人を両親に持つ“新星”の出演も決定しており、この『ぽかぽか』でレギュラーとしてTVデビューを飾る》

 

両親の力は借りたくないとしつつも、すでに自他ともに両親についての言及が多い白河。
さらに、デビューして即レギュラーを獲得したことからも、ネット上にはこんな声が並んだ。

《本当に自分の力でやりたいと思ったのであれば、 親の名前を一切出さずに、タレント事務所や劇団などに応募してキッカケを作り、下積みから活動するべきだったと思います。言動が矛盾してますよね》

《デビューがコネだったとしても黙ってデビューすればよかったのに。キレイで知的な感じがするので、売れてから実は両親は…のほうが好感持てたかな》

《親の力を借りずにやりたいというなら、デビューに際し親の名前は隠すべきだったと思う。 ご本人は「自分は自分、親は親」と思ってもスタッフや共演者は親の名前が出たら気を遣うし、コネも何もなくてデビュー直後にキー局レギュラーが舞い込むことは普通ほぼないと思う》

《この人個人の能力がどれぐらいかはわかりませんが、いきなりレギュラーはびっくりしました。経験積みながら慣れていく期間は優秀な人ほど必要とするでしょう。苦しく長い下積み時代を経験している人からすれば複雑だと思います》

 

「日本のみならず、いま海外で2世タレントは『ネポベイビー(縁故主義の恩恵を受ける子供)』と呼ばれ、とりわけ強い批判にさらされています。
1980年代、1990年代のエンタメ業界で活躍した俳優たちの子供が現在、ハリウッドを席巻していることに疑問を持つ人が多いようです。
ジョニー・デップの娘、リリー=ローズ・デップは、これらの批判に『両親が有名であることの特権を利用していない』と主張しましたが、かえって発言が炎上し、火に油を注ぐ事態になりました」(セレブライター)

 

デビュー初日から「ネポベイビー」の烙印を押されてしまった白河。
自らの力で挽回できるチャンスはまだある。