女優の綾瀬はるか主演の劇場版『奥様は、取り扱い注意』(2021)が、きょう18日の日本テレビ系『金曜ロードショー』(毎週金曜 後9:00)で地上波初放送される。

 

このほど、元特殊工作員の“妻”菜美を演じた綾瀬と、公安警察の“夫”勇輝を演じた西島秀俊からコメントが到着した。

 

お互いにうそをつき真実を隠しながらも愛し合う夫婦の物語が大きな話題を集めた、ドラマ『奥様は、取り扱い注意』。
劇場版では、ストーリーもアクションも何もかもが大幅にスケールアップ。

 

ほぼスタントなしでハードなアクションシーンに挑んだという綾瀬は
「菜美と勇輝、互いに表と裏の顔があり、騙し合い、危険で、風変わりなちょっと訳あり夫婦。
ドラマ版をご覧頂いた皆様にも、映画からご覧になる皆様にも、楽しんでいただける作品になっていると思いますので、今夜は『奥様は、取り扱い注意』をぜひご覧ください」
とアピール。

 

先週、『ドライブ・マイ・カー』で日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞を受賞した西島は
「本当の自分を隠したまま愛し合う夫婦の物語が映画になり、地上波で放送される事になりました。
銃口を向ける夫に微笑む菜美、そこで終わったドラマの続きが描かれます。
あの後2人はどうなったのか。
愛し合う2人は結ばれるのか。最強夫婦の愛と闘いの行方を、ぜひその目でお確かめください」
とみどころを紹介している。

 

【劇場版『奥様は、取り扱い注意』あらすじ】

元特殊工作員だった過去を持つ専業主婦・伊佐山菜美と、実は現役の公安警察であり菜美を監視する優しい夫・伊佐山勇輝の二人は、桜井久実と裕司に名前を変えて、小さな地方都市・珠海市で新しい生活を始めていた。
実は半年前、ある出来事がきっかけで菜美は記憶喪失になっていたのだった。

 

「過去なんて捨てて、あなたとの今を大事にして生きていく」…
2人が新生活を送る珠海市は、新エネルギー源「メタンハイドレート」の発掘に活気づいていたが、美しい海を守ろうとする開発反対派と、市長をはじめとする推進派の争いが日に日に激化。
実は新エネルギー源開発の裏で、海外勢力と結託した国家レベルの陰謀が潜んでいる事を突き止めた公安。

 

「公安の協力者にならなければあの女を殺せ」
信じるか、疑うか。
逃がすか、拘束するか。
葛藤する裕司。
菜美の記憶の回復は、愛し合う二人の別れを意味する。
そんな中、過去の因縁と国家に追われ、久実(菜美)は大きな事件へと巻き込まれてゆく…。
「私がなりたかったのは、あなたの奥様。協力者じゃない」――
果たして、史上最強の夫婦喧嘩の結末は。