三田佳子(81)の次男で元俳優の高橋祐也容疑者(42)が覚醒剤を所持した疑いで逮捕されていたことが10月21日、わかった。

 

各メディアによると、高橋容疑者には9月、東京都港区の自宅で覚醒剤およそ0.01グラムを所持していた疑いが。
警察の調べに対して、容疑を認めているという。

 

’98年1月、18歳のときに覚醒剤取締法違反で逮捕された高橋容疑者。
以降も’00年10月、’07年11月、’18年9月に覚醒剤所持を理由に逮捕されている。
高橋容疑者が逮捕されるのは、今回で5度目だ。

 

高橋容疑者が最初に逮捕された当時、母親である三田は記者会見で「母が女優ということで未成年である息子の事件が報道されて可哀想」と発言。
さらに月50万円もの小遣いを渡していたことも報じられ、「過保護すぎる」と猛バッシングにあった。

 

「しかし事件以降も、高橋容疑者の住居は都内有数の高級住宅街。
『今でも1日15万円もらっている』『家族カードも持っていて、月200万円使うことがある』と彼が豪語していたこともあったそうです。
また、交際相手の女性が『彼に会うと、必ず車代として3万円をくれる』と話すこともありました」(高橋容疑者の知人)

 

高橋容疑者は三田の“親心”を見透かすようでもあったという。

 

「三田さんは高橋容疑者にお金を渡すために『もうお金がないの。これを売って何とかして……』と、絵を送ったこともあるそうです。
しかし、彼は『母親は俺に逆らえない。もう言いなりだよ』と悪びれることなく、三田さんからお小遣いをもらっていても、『こっちがお金をせびっているんじゃない。親がお金をあげるというからもらっているだけ』とさえも言っていたといいます」(前出・高橋容疑者の知人)

 

しかし三田も4度目の逮捕で、ついに堪忍袋の緒が切れたようだ。
当時、三田は《親としては、もう力及ばずの心境です。このうえは、本人ももう40手前ですし、自らの責任と覚悟をもって受け止め、そして罪を償って、生き抜いてもらいたい》とのコメントを発表。

 

さらに’19年4月、「婦人公論」では
《世間からはいつまでたっても親が過保護にしていると思われているようですが、決してそんなことはありません。私としては、すでに次男からも卒母しています》
と語っていた。

 

不惑目前にして罪を重ねる息子に叩きつけた“卒母宣言”。
ところが、本誌はその後も三田夫妻が高橋容疑者をサポートしている様子を目撃していた。

 

’19年2月に交際相手のAさんと結婚するとSNSで発表した高橋容疑者。
さらに同年10月、出産直後の赤ちゃんとAさんの写真をアップしていたが、しかし出産直後にAさんへの脅迫容疑で逮捕されることに。
以降、Aさんとは離れて暮らしていた。

 

しかし‘20年1月、高橋容疑者とAさん、そして彼の父親である康夫さんをホテルのロビーで目撃。
康夫さんは、Aさんが高橋容疑者にパンを渡す姿を微笑みながら見つめていた。
その後、高橋容疑者は康夫さんの運転で家賃40万円ほどの自宅マンションに戻っていった。

 

「高橋容疑者との子どもを妊娠した際、父親から『子どもを諦めなければ、実家には戻れないと思え』と勘当されたAさんを、三田さん夫妻は支えようと決意したといいます。
経営しているバーが開店休業状態だった高橋容疑者に代わって、養育費などを工面しているそうです」(三田の知人)

 

前述の「婦人公論」のインタビューで、
《(卒母したとはいえ)かといって、見捨てたり、見放すということではありません。(中略)いくら卒母しても、母と子の縁が切れるわけではありませんから》
とも語っていた三田。

 

5度目の逮捕で今度こそ“卒母”を決意するのだろうか。