嵐、宮城ライブは近隣住民にとっては悪夢の再来だ!!

9月19~23日のうちの4日間、宮城県・ひとめぼれスタジアム宮城で行われる嵐のコンサートが東北に与える〝影響〟が、各所で懸念されている。

宮城県では8年ぶりの嵐単独コンサートは、「震災復興」の大義名分の下に大々的に開催される。
だが、近隣の住民たちにとっては〝悪夢の再来〟でしかないという。
前回、2007年8月、宮城県・ホットハウススーパーアリーナ(現セキスイハイムスーパーアリーナ)でコンサートが行われた時、東北を訪れた嵐ファンたちの〝迷惑行為〟が横行したというのだ。

「市街地から会場まではほぼ一本道なのですが、コンサート前には大量のファンがレンタカーなどの車で会場に向かうため、大渋滞になります。

それだけなら仕方ないのですが、途中でトイレに行きたくなったファンたちが、地元住民の家に押し入り、用を足すんですよ。
比較的、親切な農家の人たちが多いので、トイレは簡単に借りれるのですが、トイレを済ませた後に、ツイッターなどで『この家、トイレ借りれるよ~』『会場に行く途中はこの家が便利 ! 』などとアップし、ファン同士で情報を共有したんです。

結果として、一般住民の民家に、大量のファンが押し寄せる結果となってしまった。
あまりに殺到したため、トイレが詰まってしまい、甚大な損害が出た家庭もあると聞きます。
中には、やむを得ない事情でファンの侵入を拒んだ住民に対し、『トイレくらい貸してよ ! 』と逆ギレするファンもいたらしいですよ」(芸能事務所関係者)

今年は、4公演で延べ20万人を動員する予定で、規模は前回をはるかに上回る。
ひとめぼれスタジアムはセキスイハイムスーパーアリーナと距離が近く、前回同様の事態が発生する可能性は十分ある。

宿泊施設に与える影響も大きい。県内のホテルは、民宿レベルのものまで嵐のファンで埋め尽くされており、隣接する山形、岩手の宿泊施設にまで影響が出ているという。

宮城県のある旅館では「宿泊規約にある通り、午後9時以降フロント作業が終了するため、嵐のライブ後にはチェックインはできません」とキャンセルをすすめたところ、一部のファンからは「こんなことをいまさら言われても!」「この旅館はすぐに悪評が広るな」と批判を浴びてしまった。

さらに、宿泊施設への影響は、意外なところまで波及した。
9月20日に宮城県で開催が予定されていたヨットレース「タモリカップ」東北大会が、中止に追い込まれてしまった。

「嵐のファンで県内の宿泊施設がどこも予約で一杯になってしまい、タモリカップの参加者たちや、スタッフの宿泊場所を確保できなくなってしまった。
タモリカップの方が開催発表は先でしたが、出場申請や、スケジュールの詳細を確認している段階だった5月に、嵐のコンサートが発表されて、すぐに予約が殺到してしまったんです。
事務局は出場者たちにメールを送って、謝罪しました。
理不尽な仕打ちに怒った出場者がメディアへのたれ込みやツイッターへの書き込みなどで状況をリークし、事態が明るみに出たのです」(週刊誌記者)

タモリカップの公式サイトには、
「最後の最後まで開催に向けて努力を重ねて参りましたが、開催当日の現地状況を考慮した結果、開催中止を決定させていただきました。
初となる東北大会を楽しみにしていた皆様には心からお詫び申し上げます」
という、悔しさを押し殺したような謝罪文が掲載された。
エントリー費などの経費については、全額返金するというが、関係者たちの無念は計り知れない。

ビッグイベントには様々な“副作用”が付き物。
だがそんなときこそ、嵐ファンたちの“品格”が問われている時なのだが……。